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黒鷲旗:明日(5/3)から決勝トーナメント戦へ

第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会の特集サイト *全試合無料でLIVE配信があります。

 第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は4月30日(土)より、3年ぶりに開催中。コロナ禍の影響で若干以前と異なる部分はあるものの、有観客で連日熱戦を展開し、大阪の地で多くのファンを沸かせている。

 今大会にはもちろん、Vリーグ勢が多数出場している。いよいよ始まるトーナメントを前に、ここまでの戦いを振り返ってみよう。

 

男子

 まず男子はV1の全10チームと、V2準優勝の富士通カワサキレッドスピリッツが出場。グループ戦の結果、2021-22シーズンのV1男子上位8チームが準々決勝に進出した。

 日本代表が合宿中のため、今回不参加の選手は少なくない中、サントリーサンバーズのムセルスキー, ドミトリーや彭世坤(ポン シーコン)、東レアローズのパダル, クリスティアンら外国籍選手はほとんどのチームで帯同しており、頼もしい戦力となっている。また同時に、日本代表選手不在の穴を埋める顔ぶれが、フレッシュな活躍でアピールしているのも大会の見どころの一つ。堺ブレイザーズのリベロ堀江友裕や、JTサンダーズ広島のミドルブロッカー平井海成など、元気いっぱいの面々がコートを躍動している。

 グループ戦は3セットマッチで行われたため、ふだんと違う展開に苦しむチームもあった中、3戦全勝で勝ちあがったのはサントリー、ウルフドッグス名古屋、堺の3チーム。ここからは5セットマッチの勝負だが、すでに3連戦を終えた状態であり、一発勝負においても総合力が試されると言えるだろう。

 

女子

 女子はV1からJTマーヴェラスを除く11チームが出場した。Vリーグを制した久光スプリングスは当初かなりリーグとは異なるメンバー編成での参加となったが、それでもしっかり2勝してトーナメントへ進出。途中から会場に姿を現したメンバーもおり、チームは勢いを増している。

 東レアローズは白井美沙紀主将やクラン, ヤナがチームを牽引して勝ち上がり、NECレッドロケッツはVリーグで出場機会に恵まれなかった吉田あゆみや甲萌香が思い切りのよいプレーで奮闘。

 5月3日(火)の準々決勝では、いきなりファイナル3と同じ久光と東レの対戦が見られるなど、注目カードは数多い。トーナメントには大学勢の姿もあり、今後の展開はまだ読めない部分も大きい。いずれにせよ、この大会を最後に、チームあるいは競技を離れるメンバーがいることは事実。最後の晴れ舞台、最後まで全力で納得の戦いを演じきってほしい。

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