コラム

【V1女子】今週の見どころ(1/14-1/15)





1/14-15 見どころ/V1女子:新年2週目のV1女子では 勢いのある上位2チームが直接対決


※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

 新年2週目を迎える2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENV1女子)。2023年の1週目はJTマーヴェラス(1位・122敗)が久光スプリングス(4位・95敗)に連勝し、東レアローズ(3位・104敗)はトヨタ車体クインシーズ(6位・86敗)と11敗だった。そこで昨年末の皇后杯ファイナルラウンドを制したNECレッドロケッツ(2位・102敗)がPFUブルーキャッツ(8位・59敗)から2連勝をあげたことで、4位だったNEC2位に浮上。東レ、久光は一歩後退して今週末に臨む。

 

 ただし、NECを待ち受ける次の戦いも楽なものではない。113日(金)、14日(土)にはホーム、とどろきアリーナ(神奈川県川崎市)で首位のJTと激突。今後を占う中盤戦の大一番と言えるだろう。両者は昨年末の皇后杯では当たっておらず、今季の対戦は初めてである。

JTは皇后杯準決勝を体調不良で欠場した林琴奈が復調しており、対角の田中瑞稀も好調なのは明るい材料。さらに勝利を重ねて抜け出せれば、これからの戦いもさらに優位に進めることができる。NECは皇后杯で活躍したウィルハイト, サラに代わって、先週末は主将の古谷ちなみが活躍した。チームの持ち味であるサーブにおいても古賀紗理那、山内美咲を軸に高い効果をあげている。首位攻防戦の行方からは、やはり目が離せない。

 
 

 先週末は、KUROBEアクアフェアリーズ(12位・210敗)から新型コロナウイルス陽性判定者が出た影響で、埼玉上尾メディックス(5位・84敗)との対戦が中止となった。今週末は14日、15日(日)に松任総合運動公園体育館(石川県)でPFUとの連戦が予定されている。両チームとも大学在学中の新メンバーがすでに登録されており、彼女たちの出場機会があるのかどうかも含めて、興味深い対戦となる。感染者の早期の回復と、熱戦が期待される。

 

 

 先週末の対戦がなくなった埼玉上尾は、今週末に新年最初の試合を迎える。14日、15日と四日市市総合体育館(三重県)でトヨタ車体と対戦するが、8勝どうしでの2連戦ということもあり、両日譲れない戦いとなるのは必至。トヨタ車体は、8日(日)に東レを破った試合では、鴫原ひなたの6得点を筆頭にサーブが爆発して主導権を握り、押し切っている。今回、埼玉上尾は、今季活躍中のリベロ岩澤実育を軸としたディフェンスから自分たちの形をつくれるかどうか、が一つのカギとなりそうである。

 そのほか14日、15日には岡山シーガルズ(10位・39敗)対東レ、久光対日立Astemoリヴァーレ(7位・68敗)、ヴィクトリーナ姫路(11位・212敗)対デンソーエアリービーズ(9位・59敗)の試合が行われる。

 

<1月8日現在の順位>



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