2023.12.08 お知らせ

サントリーサンバーズ予選ラウンド2戦目は惜敗するものの準決勝進出が決定！～世界クラブ男子選手権大会　予選ラウンド2日目試合結果～

12月6日（水）から10日（日）までインド・バンガロールにてFIVB世界クラブ男子選手権大会2023が開催されています。アジア代表として出場するサントリーサンバーズの試合結果を、下記の通りお知らせいたします。

昨日の結果により、サントリーの準決勝進出が決定しました。

【予選ラウンド２日目】
12月7日（木）17:00（日本時間 20:30）

サントリーサンバーズ　2（21-25,29-31,30-28,25-22,12-15）3　サダクルゼイロバレー（ブラジル）

【12/7の登録メンバー】

スターティングメンバ―

1番

小野寺太志

7番

デアルマス

アライン

13番

ドミトリー

ムセルスキー

9番

大宅真樹

10番

藤中謙也

12番

佐藤謙次

リベロ
8番

藤中颯志

2番髙橋結人、4番鳥飼亜斗夢、6番兪元泰、14番鬼木錬、20番西田寛基、21番高橋塁、15番喜入祥充

【戦評】

第1セット

セット序盤、相手チームのハイレベルなアタックとブロックにリードを許してしまう。7-10でデアルマスアライン選手のアタックが決まる。9-13の場面でブロックタッチをとってからデアルマスアライン選手のアタックが決まりラリーを制する。14-19で佐藤謙次選手のアタックが決まる。17-21でデアルマスアライン選手のサービスエースが炸裂し、サーブでチームを鼓舞する。しかし反撃も及ばす21-25でセットを先取される。

第2セット

2-3で藤中謙也選手が相手の高いブロックをよく見てアタックを決める。6-7でドミトリームセルスキー選手のアタックが決まる。中盤サンバーズのディフェンスが機能し粘りを見せる。12-11で藤中謙也選手がアタックで得点をあげる。

終盤はサンバーズにミスが目立つものの、20点以降ドミトリームセルスキー選手がブロックで相手のアタックを封じる。デュースまでもつれこむもののサービスエースを奪われ29-31でセットを連取される。

第3セット

5-5から小野寺太志選手のクイックが決まりチームに流れを呼び寄せる。中盤にはドミトリームセルスキー選手のアタックが立て続けに決まる。また、デアルマスアライン選手が得意のパイプ攻撃で豪快にアタックを決め得点を重ねる。小野寺太志選手がアタックとブロックでチームに貢献する。最後は佐藤謙次選手のブロックで相手アタックをシャットアウトし30-28でセットを奪い返す。

第4セット

反撃の狼煙をあげたサンバーズは小野寺太志選手と佐藤謙次選手のアタックが決まりチームにリズムが生まれる。

13－11でドミトリームセルスキー選手の高さあるアタックも決まり、得点を重ねる。中盤デアルマスアライン選手がベンチに戻り、兪元泰選手が投入される。藤中謙也選手のアタックが決まり、25-22でセットを連取し、フルセットへと突入した。

第5セット

会場が熱気に包まれる中、兪元泰選手が切れ味鋭いアタックとサーブで攻め立てる。

7-8でドミトリームセルスキー選手の気合十分なアタックが決まる。その後、8-8に相手チームに力強いアタックを藤中謙也選手のブロックでシャットアウトする。終盤にサンバーズにミスが出てしまい最後は12-15で激闘に幕がおりた。

【試合後コメント】

山村宏太監督

「本日もたくさんのご声援ありがとうございました。ブラジル王者のサダクルゼイロバレーに対して、選手たちが勝利に向かって戦う姿勢を最後まで貫いてくれたことが誇らしかったです。しかし、今日の試合で1点取ることの難しさや1本の重要性を学ぶことができ、決勝ラウンドに向けて教訓となった。決勝ラウンドでは、最後まであきらめない姿勢をみせ、試合ができることに対して幸せを感じながら戦います。引き続き応援よろしくお願いします。」

佐藤　謙次　選手

「応援ありがとうございました。世界トップレベルのチームと戦うことが今まで経験がなく、驚きばかりの大会となっています。ブロックポイントが出たことは素直にうれしいですが、課題も多いので決勝ラウンドに向けて修正したいです。決勝ラウンドでは、精一杯戦いチームの勝利に貢献します。応援よろしくお願いします。」

兪　元泰　選手

「今回出場する機会をもえらえてチームのみんなと戦うことができて素直にうれしかったです。毎試合、試合に出場するための準備はしていたので、慌てることはなかったですが勝つことができなかったので悔しいです。決勝ラウンドでも最高の準備をして挑みます。応援よろしくお願いします。」