試合会場レポート

<要約レポート>

　昨日の勢いのまま連勝を続けたいブレス浜松と何としても雪辱を晴らしたいカノアラウレアーズ福岡の一戦。
　第１セット、思うようにリズムを作れず苦しむブレス浜松に対し、カノアは相手のブロックを利用した強気のバレーを展開していく。我慢の時間が続くブレス浜松だったが、若泉がエースとしての意地を見せることで次第にチーム全体に勢いが戻ってくる。その後は、ブレス浜松が得意とする速いバレーでゲームを支配し、セットを先取した。
　第２セット、ブレス浜松・神田の強烈なブロック得点から始まり、その勢いのままカノアに猛攻を仕掛けていく。カノアも攻めのサーブで何とか崩しにかかるが、前後で躍進するブレス浜松のアンドラデを止めきることができず次第に点差が開いていく。そのままカノアは立て直すことができず、ブレス浜松がセットを連取した。
　第３セット、カノアはスターティングメンバーを大きく変えて臨む。前セットの勢いそのままに押し込みたいブレス浜松だったが、カノアの堅い守備が思うようにリズムを作らせない。その後もカノアの鋭いサーブにブレス浜松は速い攻撃を封じ込められるが、強烈なスパイクで堅い守備を押し切り、最後は狩野のブロック得点でブレス浜松がゲームを制した。