【V1男子】今週の見どころ(11/5-11/7)
11/5-11/7 見どころ/V1男子
チームのポイントゲッターが要!
10月の6試合を終え、上位4チームが5勝1敗で並ぶ。混戦状態は続いており、今週も熾烈な上位争いから目が離せない。
勝敗数が並ぶ中、ポイント差で首位に立つのがパナソニックパンサーズ。開幕戦こそウルフドッグス名古屋にフルセットで敗れたが、その後は5連勝と勢いに乗る。好調を維持するのがオポジットの大竹壱青。アタック決定率はリーグ1位の57.7%、総得点では日本人トップの131得点(全体5位)とチームの勝利に貢献する。対するジェイテクトSTINGSは、総得点でリーグ7位(102点)の宮浦健人がルーキーながらチームをけん引。ルーキーとしてともにスタメン出場を続ける村山豪、先週の試合を途中出場ながら存在感を発揮した都築仁とともに、連敗脱出に導けるか。
昨シーズンファイナル3に進んだサントリーサンバーズ、パナソニック、WD名古屋に割って入るのが、5連勝で2位の堺ブレイザーズ。チームのブロック決定本数(1セットあたり)がリーグ1位(3.00本)と、高いブロック力が持ち味だ。攻撃では総得点4位(134点)のシャロン, バーノンエバンズを軸に、チームのブロック決定本数ランキング2位(2.83本)のJTサンダーズ広島の壁を破れるかに注目。
昨シーズン王者のサントリーは、6試合のうち3試合がフルセットにもつれこみ、ポイント差で4位。最高到達点355㎝の高い打点から打ち込むスパイクで、総得点はチームトップ(6位/107点)の柳田将洋に次ぐ8位(99点)のルーキー、デ アルマス, アラインが存在感をアピールし、チームで欠かせない存在になっている。対する東レアローズは、パダル, クリスティアンが好調をキープ。総得点がリーグ3位(137点)でスパイクはもちろん、サーブ効果率ではリーグトップの23.9%をマークしており、サーブから相手の攻撃を断ち切りたい。
ここまで6試合を消化し、3戦でフルセットの末に敗れているFC東京は、開幕戦以来勝ち星のない大分三好ヴァイセアドラーから初勝利なるか。また、最下位に沈むVC長野トライデンツはWD名古屋と対戦。10月31日のFC東京戦で6本のブロックを決め、リーグ2位(19点)のブロック決定本数を誇る傳田亮太に対し、戸嵜嵩大らスパイカー陣で打開していきたい。
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【コラム】V1男子今週の見どころ(10/30-10/31)