【V1男子】今週の見どころ(2/19-2/20)
2/19-2/20 見どころ/V1男子
※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。
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激しさを増す上位争い
2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MENは今週末の2月19日(土)、20日(日)、4会場で8試合が行われる(ウィングアリーナ刈谷で開催予定だったジェイテクトSTINGS対サントリーサンバーズ戦は、サントリーの関係者に新型コロナウイルス陽性者が発生したため中止となった)。
先週末はウルフドッグス名古屋(5位・15勝7敗)対JTサンダーズ広島(7位・10勝14敗)の1カードのみが行われ、WD名古屋が2連勝し上位との差を詰めた。その結果、16勝8敗で並んでいる2位堺ブレイザーズ、3位東レアローズに、4位パナソニックパンサーズ、5位WD名古屋が1勝差の15勝7敗で迫るかたちとなった。その後を6位ジェイテクトが13勝11敗で追う。3チームのみに与えられるV・ファイナルステージ進出争いはますます激しさを増している。
今週末は、堺が、VC長野トライデンツ(10位・1勝23敗)と、VC長野のホームのユメックスアリーナ(長野県塩尻市)で2連戦を行う(リモートマッチ)。堺は2月5、6日の試合で、JT広島にオポジットのシャロン,バーノン エバンズを封じられ痛い連敗を喫した。先週末は試合がなかったため、この2週間でリセットし、再び好調時のバレーを取り戻したい。VC長野は今季まだ1勝と苦しんでいるが、前半戦の堺戦では30点を超える(デュース)を戦うなど各セットで接戦を演じており、今回は地元で勝利を目指す。
東レはホームの三島市民体育館(静岡県三島市)で大分三好ヴァイセアドラー(9位・5勝19敗)と対戦する。東レはV・レギュラーラウンド前半戦を首位で折り返したが、ケガなどで離脱する選手が続き後半戦は苦戦を強いられ、4、5位チームに差を詰められた。試合がなかった2週間で選手のコンディションを立て直し、今週末から再び上昇気流に乗りたいところ。対する大分三好は9位だが、今季は堺、パナソニックなど上位チームにも勝利しており、バグナス,ブライアンらの爆発力を武器に再び上位からの白星を狙う。
パナソニックはホームのパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)にJT広島を迎える。後半戦好調のパナソニックは、シーズン途中から加入した大学生の大塚達宣(早稲田大)、エバデダン,ラリー(筑波大)が早速戦力として機能しており、層の厚さが増した。一方のJT広島はこの数週間、上位チームに対してもサーブとディフェンスが非常に機能しており、堺に勝利したり、サントリーやWD名古屋を相手にフルセットに持ち込んだりしている。守備からの攻撃を改善し、パナソニックから久々の勝利をもぎとれるか注目だ。
WD名古屋は、FC東京(8位・8勝16敗)と、FC東京のホームの墨田区総合体育館(東京都)で対戦する。WD名古屋は先週、JT広島に苦しめられたが、攻撃力で上回り接戦に競り勝った。今季、先発に抜擢されたアウトサイドの山崎彰都が試合を追うごとに成長しており、後半戦はチームとしての安定感や対応力も上がっている。FC東京は前回のホームゲームで大分三好に2連勝し勢いに乗っている。同じ墨田区総合体育館で、今度は上位チームから白星を奪うべく一丸で臨む。
<前試合の振り返り>
WD名古屋 vs JT広島
<2月13日現在の順位>
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