コラム

【V1男子】今週の見どころ(10/22-10/23)

10/22-10/23 見どころ/V1男子


※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

V1男子開幕!今シーズンの注目ポイントは


 男女ともに世界選手権での激闘が終わり、次なる舞台がその幕を開ける。Vリーグ、2022-23シーズンのスタートである。

 他のDivisionに先駆けて1022日(土)、23日(日)に全国5会場で熱戦のホイッスルが吹かれるのはV.LEAGUE DIVISION1 MENV1男子)。3月末まで続く、V・レギュラーラウンドは昨季同様10チームによる4回戦総当たり方式で争われるが、今季は上位4チームがV・ファイナルステージへとコマを進める。上位3チームが勝ち抜ける形だった昨季とは、また一味異なった戦いが展開されるのではないだろうか。

 今季の注目ポイントを大きく3つ紹介しよう。まず一つ目、サントリーサンバーズの3連覇はなるのか、阻止するチームは現れるのか?



 昨季はV・レギュラーラウンドを2位で通過し、ファイナル3で壮絶な戦いの末にパナソニックパンサーズを退けたサントリーだったが、翌日のファイナル第1戦ではウルフドッグス名古屋の前に完敗。しかし、そこからの1週間で見事にチームを最高の状態へと立て直した底力は、さすが王者と呼ぶにふさわしかった。ファイナル第2戦ではWD名古屋にしっかりと勝利し、ゴールデンセットも制して連覇を達成してみせた。そこからは柳田将洋がジェイテクトSTINGSに移籍し、鶴田大樹が引退するなど戦力変化は決して小さくないが、司令塔の大宅真樹主将を軸に自信と経験を深めたメンバーがどんな戦いを繰り広げるのだろうか。サントリーはホーム、スカイアリーナ(大阪府箕面市)で東レアローズ(昨季4位)との連戦を迎える。

 

そして二つ目、その柳田の加入だけでも大きなニュースといえるうえに、日本代表のオポジット西田有志が戻り、同セッターの関田誠大という強力メンバーたちが加わったジェイテクトが果たして、どんなバレーを展開するのか? スロベニアからは2mのアウトサイドヒッター、ウルナウト,ティネも名を連ねており、本間隆太主将をはじめとしてサーブレシーブに安定感を発揮できれば、昨季の7位からは大幅なジャンプアップの可能性が見えてくるのかも知れない。ジェイテクトはWD名古屋と、そのホーム、エントリオ(愛知県稲沢市)で愛知ダービーを戦う。

 

 最後の三つ目は新チーム、東京グレートベアーズの参戦について。昨季をもって活動を休止したFC東京(昨季8位)からその歴史を引き継ぎ、新たなチームとして生まれ変わった東京GBは、ホームゲームでのイベント案内などですでに多くの話題を発信しており、楽しみにしているファンの数は日々増加している。バレーボールと人々の新しいつながり方、関わり方を提案してくれる、そんな新時代の魅力に満ちたチームはパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)で、昨季3位のパナソニックに挑む。

 今シーズンはぜひ会場で、ボールの行方が彩るドラマを目撃してほしい。

  

 
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