Press Release
【レポート】久光製薬がフルセット勝ちで決勝進出!~2017アジアクラブ女子選手権大会5日目(5/30)~
「2017アジアクラブ女子選手権大会」(以下、女子アジアクラブ2017)は5月30日(火)、大会5日目が行われました。
久光製薬スプリングスはセミファイナルラウンド(1-4位)で地元カザフスタンのアルタイVCと対戦。平均身長184cmと高身長の選手を並べた大型チームに対し組織的なバレーボールで対抗した久光製薬がフルセットの接戦を制して、決勝戦に進出しました。
<準決勝>5月30日(火)
久光製薬スプリングス 3(18-25,25-17,25-21,22-25,16-14)2 アルタイVC(カザフスタン)
開始早々からアルタイVC・キャプテンのインナ,マトベエワの強打が炸裂し、久光製薬は3-8でファーストテクニカルアウトを迎えます。久光製薬は加藤光のスパイクから流れを呼び込もうとしましたが、アルタイVCがロブレス,ユニエスキーのスパイク、サービスエースでさらに引き離します。レシーブが乱れて思うようにプレーができない久光製薬は、最後まで相手の高さある攻撃に対応できずに、第1セットを18-25で奪われました。
第2セットもアルタイVCがロブレスにボールを集めてリードする展開。一方の久光製薬は、浮島杏加子を中心に得点を重ねます。一進一退の攻防が続く中、長いラリーをセッター・栄絵里香がツーアタックで決め13ー12とリードすると、徐々に相手の高さに慣れ始めた163cmの田浦優歌が苦しいボールを決め、チームに活気を与えます。久光製薬は攻撃の手を緩めず19-12まで差を広げ、最後は今村優香のブロックで、25-17で第2セットを奪い返します。
第3セットは立ち上がりからお互いに点を取り合う展開となりましたが、栄のコースを狙ったサーブから相手チームはミスを連発します。久光製薬は12-7と点差を引き離しにかかると、アルタイVCは流れを断ち切ろうとタイムアウトを取り、188cmの新人・アナルクロワ,サナを投入し巻き返しを図りますが、久光製薬も新人の濵松明日香が高さあるプレーで負けじと応戦します。後半にアルタイVCのブロックに捕まりだしますが、浮島がブロック、スパイクと大活躍し2セットを連取します。
第4セットはキャプテン・インナが意地を見せ、アルタイVCの主導権を握ります。久光製薬も流れを呼び込もうと栄がトスワークで相手を翻弄しますが、アルタイVCはホームでの5500名の大歓声を受けて粘ります。終盤に浮島のスパイクが当たりだすと一進一退の攻防が続きます。セカンドテクニカルタイムアウトも16-14でアルタイVCが取り、久光製薬もタイムアウトで間を取って流れを変えます。そのまま走りたい久光製薬でしたが、選手が故障するアクシデントから結束力を増したアルタイVCに連続得点からセットを奪われ、最終セットへもつれこみます。
第5セットはその流れのままアルタイVCは猛撃を重ねます。久光製薬は2本続けてブロックをされる苦しい展開でしたが、今村が落ち着いて切り返します。石橋里紗のクイック、戸江真奈のレシーブから同点に追いつきますが、アルタイVCのアナルクロワを止めることができずに点差を広げられます。苦しい中で、浮島が粘りブロック、スパイクで12-9と逆転します。一方のアルタイVCも大歓声を力に粘り強いバレーボールを展開し、13-12と奪い返します。手に汗握るシーソーゲームは、今村のサーブから久光製薬がポイントを重ねて16-14で奪い、フルセットの接戦をものにしました。
試合後コメント
酒井新悟 監督
「完全アウェイの中で戦い抜く覚悟は出来ていました。接戦を勝ちきることができたのは明日に向けての大きな力となります。日本を代表して明日の決勝戦で勝ち、世界クラブ選手権への切符を全員で勝ち取りにいきます。日本からのご声援ありがとうございました」
浮島杏加子 選手
「ご声援ありがとうございました。フルセットの中で久光製薬の粘り強さと、チーム力、一人一人の根性で最後の最後まで気持ちを切らすことなく戦えたことが貴重な一勝につながった。決勝は最後の集大成ということで更に強い結集力で頂点を取りにいきます」
写真提供:AVC
久光製薬スプリングスはセミファイナルラウンド(1-4位)で地元カザフスタンのアルタイVCと対戦。平均身長184cmと高身長の選手を並べた大型チームに対し組織的なバレーボールで対抗した久光製薬がフルセットの接戦を制して、決勝戦に進出しました。
<準決勝>5月30日(火)
久光製薬スプリングス 3(18-25,25-17,25-21,22-25,16-14)2 アルタイVC(カザフスタン)
開始早々からアルタイVC・キャプテンのインナ,マトベエワの強打が炸裂し、久光製薬は3-8でファーストテクニカルアウトを迎えます。久光製薬は加藤光のスパイクから流れを呼び込もうとしましたが、アルタイVCがロブレス,ユニエスキーのスパイク、サービスエースでさらに引き離します。レシーブが乱れて思うようにプレーができない久光製薬は、最後まで相手の高さある攻撃に対応できずに、第1セットを18-25で奪われました。
第2セットもアルタイVCがロブレスにボールを集めてリードする展開。一方の久光製薬は、浮島杏加子を中心に得点を重ねます。一進一退の攻防が続く中、長いラリーをセッター・栄絵里香がツーアタックで決め13ー12とリードすると、徐々に相手の高さに慣れ始めた163cmの田浦優歌が苦しいボールを決め、チームに活気を与えます。久光製薬は攻撃の手を緩めず19-12まで差を広げ、最後は今村優香のブロックで、25-17で第2セットを奪い返します。
第3セットは立ち上がりからお互いに点を取り合う展開となりましたが、栄のコースを狙ったサーブから相手チームはミスを連発します。久光製薬は12-7と点差を引き離しにかかると、アルタイVCは流れを断ち切ろうとタイムアウトを取り、188cmの新人・アナルクロワ,サナを投入し巻き返しを図りますが、久光製薬も新人の濵松明日香が高さあるプレーで負けじと応戦します。後半にアルタイVCのブロックに捕まりだしますが、浮島がブロック、スパイクと大活躍し2セットを連取します。
第4セットはキャプテン・インナが意地を見せ、アルタイVCの主導権を握ります。久光製薬も流れを呼び込もうと栄がトスワークで相手を翻弄しますが、アルタイVCはホームでの5500名の大歓声を受けて粘ります。終盤に浮島のスパイクが当たりだすと一進一退の攻防が続きます。セカンドテクニカルタイムアウトも16-14でアルタイVCが取り、久光製薬もタイムアウトで間を取って流れを変えます。そのまま走りたい久光製薬でしたが、選手が故障するアクシデントから結束力を増したアルタイVCに連続得点からセットを奪われ、最終セットへもつれこみます。
第5セットはその流れのままアルタイVCは猛撃を重ねます。久光製薬は2本続けてブロックをされる苦しい展開でしたが、今村が落ち着いて切り返します。石橋里紗のクイック、戸江真奈のレシーブから同点に追いつきますが、アルタイVCのアナルクロワを止めることができずに点差を広げられます。苦しい中で、浮島が粘りブロック、スパイクで12-9と逆転します。一方のアルタイVCも大歓声を力に粘り強いバレーボールを展開し、13-12と奪い返します。手に汗握るシーソーゲームは、今村のサーブから久光製薬がポイントを重ねて16-14で奪い、フルセットの接戦をものにしました。
試合後コメント
酒井新悟 監督
「完全アウェイの中で戦い抜く覚悟は出来ていました。接戦を勝ちきることができたのは明日に向けての大きな力となります。日本を代表して明日の決勝戦で勝ち、世界クラブ選手権への切符を全員で勝ち取りにいきます。日本からのご声援ありがとうございました」
浮島杏加子 選手
「ご声援ありがとうございました。フルセットの中で久光製薬の粘り強さと、チーム力、一人一人の根性で最後の最後まで気持ちを切らすことなく戦えたことが貴重な一勝につながった。決勝は最後の集大成ということで更に強い結集力で頂点を取りにいきます」
写真提供:AVC