Press Release

<V.LEAGUE 今週のみどころ> ファイナル8進出のカギ ~安定感が増した宮下遥 (岡山)~

【DIVISION1 WOMEN】

 

 

V・レギュラーラウンドも残りわずかとなり、続々とV・ファイナルステージ ファイナル8(以下、ファイナル8)行きの切符を手にするチームが決定しているV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)。久光製薬スプリングス、埼玉上尾メディックス、NECレッドロケッツ、デンソーエアリービーズに加えて、2月2日のゲーム終了時点で日立リヴァーレのファイナル8進出が決定。これでイースタンカンファレンスの4チームが出揃った。

一方、ウエスタンカンファレンスは、東レアローズと岡山シーガルズが残り枠をかけて争いが激化している。
東レは17試合と岡山より1試合多く消化しており、ポイント差は4。岡山は年明けの東レとの直接対決に勝利してからは先週のデンソー戦まで6連勝と波に乗る。

前週の東レは日立に勝利、翌日のNECに敗れはしたがフルセットの末、ポイントは死守した。
シーズンも終盤にかかり岡山は残り4試合、東レは3試合。今週岡山は2戦目にストレートで勝利したデンソーと、翌日にはウエスタンカンファレンスで独走態勢をキープする久光製薬との対戦が控えている。チームの司令塔である宮下遥も安定感を増したトスが冴え、ポイントゲッターの佐々木萌とともに若いメンバーたちを牽引している。この連戦に勝利し、弾みをつけたい。
一方の東レはホームでイースタンカンファレンス首位に立つ埼玉上尾を迎える。持ち前のサーブ力で優位に立ち、岡山とのポイント差を広げたいところだ。
その東レで活躍が光っているのが、ヤングエースの黒後愛だ。ピリッとしないときにはチームメイトにビシッと一発、気合を入れてもらうという黒後。その成果が現れているのか、ここまでで総得点ランキング325点で5位と日本人トップをキープしている。持ち味の一つであるサーブはもちろん、得意のバックアタックでもチームのムード上昇に一役買ってきた。実際“前衛で打つスパイクよりも、バックアタックのほうが好き”とセッターの関菜々巳にも伝えているという。


「今のチームはやはりヤナ(クラン)にトスが集まることが多いですが、自分もバックアタックで得点を取って、チームにいい流れを持っていきたいという思いがあるので、常に打てるように準備しています」と語る。
またファイナルステージ進出に向けてのキーポイントをサーブと挙げた黒後。「サーブはチームの持ち味でもありますが、個人で攻撃できるものなので“自分が攻める姿勢“というのを、ここで見せられたらいいなと思います」。
果たしてファイナル8行きを先に決めるのはどちらのチームだろうか? プライドを懸けた両チームの戦いから目が離せない。

 

 

 

 

【DIVISION2 WOMEN】

 

 

V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は、首位をひた走る姫路ヴィクトリーナが開幕から続いた12連勝ストップしたものの敗戦を引きずらずに、JAぎふにストレートで勝利し、優勝に向けてまた一歩前進した。
2位につける群馬銀行グリーンウイングスは、3位のJAぎふに2セットダウンから巻き返して逆転勝ちし、勝利への執念を見せつけた。今シーズン、移籍組加入や若いメンバーが多いチームとあってセッターとしてまとめる栗田楓は「まだまだチームに波があるのですが、ベテランがカツを入れてくださいます。姫路やJAぎふに勝ったことを自信にして今後のための準備をしていきたいです」と、抱負を語った。
一方上位チームの戦いに2敗したJAぎふだが、群馬銀行との差はわずか2ポイント。まだまだ逆転の可能性が残されているだけに、1点、1セットを取りこぼすことなく勝利したいところだ。
今回は上位3チームの争いを重点的にご紹介したが、そのほかのチームも終盤に向けてトップギア。4位のGSSから7位のアランマーレまでは5ポイント差の中での戦いとなっており、今週も見逃せない試合が続く。

 

 

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