Press Release

<V.LEAGUE今週のみどころ>V2男子は富士通の優勝が決定!V3男子の優勝争いのゆくえは…

【DIVISION1 MEN】

 

 

 

 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)は、3月9日の静岡大会にてV・ファイナルステージ ファイナル6が開幕した。

 V・レギュラーラウンド1位のパナソニックパンサーズは、3位豊田合成トレフェルサ、6位堺ブレイザーズにセットカウント3-0、3-1で危なげなく連勝し、レギュラーラウンドの順位によって与えられる持ち点5ポイントに6ポイントを加え、11ポイントとした。今週末は、5位東レアローズ、4位JTサンダーズと対戦する。

 一方、V・レギュラーラウンド2位のサントリーサンバーズは、初戦で堺を相手に粘り強い守備を発揮し、セットカウント3-1で勝利し好スタートを切ったが、第2戦で豊田合成にセットカウント2-3で競り負けた。第2セット途中に得点源のムセルスキー, ドミトリーが足の不調を訴え交代して以降、決定力を欠き、流れが変わった。豊田合成もオムルチェン,イゴールが途中でコートを退き、互いに大砲を欠く中での戦いとなった。しかし、豊田合成はレギュラーラウンド終盤もイゴール不在で戦っていたため、その布陣での戦い方が確立されており、代わってオポジットに入った椿山竜介が56.7%という高い決定率を挙げて逆転勝利に貢献、第1週を1勝1敗で乗り切った。その豊田合成は今週末、6位の堺と対戦する。1勝1敗ながら4ポイントを獲得し2位をキープしたサントリーは、4位JT、5位東レと対戦する。

 前週行われたJTと東レの対戦では、怪我でV・レギュラーラウンド終盤に欠場していたJTの劉力賓が復帰し、アタック決定率63.0%という高い決定率に加え、8本ものブロックポイントを決め、チームトップの25得点を挙げる活躍でチームを勝利に導いた。正セッターの藤井直伸を怪我で欠く東レは、V・レギュラーラウンドでは内定選手の酒井啓輔が司令塔を務めたが、ファイナル6ではベテランセッターの梅野聡が今シーズン初先発。ベテランらしい落ち着きと、サイド陣を活かすトスで試合をフルセットに持ち込んだが、勝利にはあと一歩届かなかった。

 ファイナル6第1週を終えた時点での順位は、レギュラーラウンドの順位と変わりはなかった。6位の堺は2連敗でポイント0という苦しいスタートとなったが、まだ次のステージへの進出の可能性は残されている。ファイナル6進出の原動力となったサーブ力を再び整え、巻き返しを図る。

 

 

【DIVISION2 MEN】

 

 

 V.LEAGUE DIVISION2 MEN(V2男子)は、今週末の3月16、17日に全9チームが東村山市民スポーツセンター(東京都)に集結し、この2日間に行われる6試合をもって今シーズンのV2男子の全試合終了となる。前週の試合結果により、最終日を待たずに富士通の優勝が決定しているため、16日の第1試合後にはシーズン優勝の表彰が行われる。富士通は最終戦にも勝って有終の美を飾りたいところだ。

 さらに注目が集まるのは、トヨタ自動車(53ポイント)と警視庁(49ポイント)による2位争い。トヨタ自動車が残り1試合、警視庁が残り2試合となっており、トヨタ自動車が逃げ切るのか、警視庁が逆転するのか、どちらも可能性を残している。天王山となるのは16日の直接対決。ここでトヨタ自動車が勝てば、自力で2位を確定させることがでる。逆に警視庁が勝てば、翌日の埼玉との試合に逆転2位の可能性を託すことになる。今シーズン最終戦の山場となることは必至だ。

  

 

【DIVISION3 MEN】

 

 

 V.LEAGUE DIVISION3 MEN(V3男子)もいよいよ最終週となった。近畿クラブと奈良ドリーマーズは先週末に今シーズンの全試合が終了。近畿クラブは33ポイント、奈良は25ポイントでシーズンを終えた。この2チーム以外の4チームが北海道大会で最終戦を迎える。

 注目はやはり優勝争いだろう。前週危なげなく連勝し、ポイントを伸ばしたヴォレアス北海道が、試合のなかったヴィアティン三重を抜いて首位に立った。その差は3ポイント。3月16日に北海道が3-1以上で勝利すれば、最終日の三重との直接対決を待たずに、勝率で北海道の優勝が決定する。三重は優勝に望みをつなぐためにも勝利は必須だ。北海道がホームのファンと連覇の喜びを分かち合うのか、はたまた土壇場で三重が踏ん張り優勝に望みをつなぐのか。勝敗のゆくえから目が離せない。

 

 

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