Press Release

<V.LEAGUE 今週のみどころ> V2女子ファイナル6終幕!V1昇格を決めるのはどのチームだ

【DIVISION1 WOMEN】

 

 

 

 

 3月初旬に開幕したV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)のV・ファイナルステージ ファイナル8は、前半戦が終了した。

首位を走る久光製薬スプリングスは前週の3月9日、10日と2連勝をあげて、現在4勝無敗と頭一つ抜きん出ている。日本代表経験者を中心に主力メンバーも固定され、その戦いぶりは堂々としたもの。シーズン当初から掲げてきた『新生リーグ初代女王』『リーグ2連覇』に向けて、体勢は整っている。

 9日に久光製薬に敗れた東レアローズだが、得点源であるクラン,ヤナや黒後愛の活躍に加え、若手が存在感を増してきた。この試合では、内定選手の石川真佑が先発出場でV.LEAGUEデビューを果たし、得点もマークした。2セット目以降変わって入った中田紫乃も注目の若手選手だ。東レは2勝1敗と勝ち星が先行しているが、V・レギュラーラウンド4位通過のため、現在のポイントは5で6位に止まっている。得意の粘りを発揮して、貪欲にポイントを取りにいきたいところだ。

 前週、順調にポイントを伸ばしたのが、現在3勝1敗で3位のトヨタ車体クインシーズ。今週16日に2勝1敗で2位のJTマーヴェラスと直接対決があり、今後の結果を左右する大一番となりそうだ。トヨタ車体のオズソイ,ネリマンとJTのミハイロヴィッチ,ブランキツァ、両エースの打ち合いに注目が集まる。

 JTを9日にフルセットの末に下したデンソーエアリービーズは、2勝2敗で5位につけている。攻守の要である鍋谷友理枝とシニアード,ジャックだけでなく、ベテランの石田瑞穂や若手の朝日優衣ら、得点源は豊富。現在は白黒同数だが、連勝をあげて勢いに乗りたい。

一方で、ファイナル8が始まってから苦しい戦いを強いられているのが、0勝3敗で4位のNECレッドロケッツと、同じく0勝3敗で7位の埼玉上尾メディックス。NECは2日の東レ戦に続き、9日のトヨタ車体戦もフルセットの末に敗北。いずれも2セットを連取してからの逆転負けであり、悪い流れを引きずってか、10日のJT戦も粘りを見せられず終わった。4位につけているが、V・レギュラーラウンドで得たポイントの貯金はもはや厳しい状況。残り試合、気持ちを切り替えて臨めるか。

 また、埼玉上尾も9日の日立リヴァーレ戦で逆転負け、10日には東レにストレート負けを喫し、いまだ白星をつけられていない。今週末は16日に久光製薬、17日にトヨタ車体と上位チームとの対戦が控えている。そこで勝利して、V・レギュラーラウンドで見せた勢いを取り戻したいところだ。

 1勝3敗の日立は黒星先行も、埼玉上尾を相手に2セットダウンから挙げた粘り勝ちは、今シーズンを象徴するものだった。サーブレシーブと高速コンビバレーを軸とするスタイルを磨き、下克上を目指す。

上位3つの座を争う戦いは、いよいよ後半戦へ。埼玉と福岡で実施される今週末は、どのチームにとっても、一つの取りこぼしも許されないゲームとなる。

 

 また、9日にはV1女子のチャレンジステージ初戦が行われ、ウエスタンカンファレンス5位の岡山シーガルズがイースタンカンファレンス5位のKUROBEアクアフェアリーズにストレート勝ちを収め、10位以上を確定、V1リーグ残留を決めた。

16日にはKUROBEと、イースタンカンファレンス6位のPFUブルーキャッツが対戦する。後がないKUROBEにとっては、絶対に負けられない戦いとなる。

 

 

 

【DIVISION2 WOMEN】

 

 

 

 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は、今週末の3月16、17日に酒田市国体記念体育館(山形県)で行われる試合でV・ファイナルステージ ファイナル6が終了し、優勝チームが決まる。各チーム3試合を終えた時点で、優勝の可能性を残しているのは、ヴィクトリーナ姫路、JAぎふリオレーナ、群馬銀行グリーンウイングスの3チームだ。

 このうち姫路は、2位に2ポイント差で現在1位につけているが、残り2試合は3位群馬銀行、2位JAぎふとの直接対戦で、優勝のためにはどちらも負けられない。特に、16日に戦う群馬銀行は、レギュラーラウンドで唯一敗戦を喫した相手。群馬銀行はこの試合に負けた時点で優勝の目がなくなるため、激戦になることは必至だ。今回はどんな戦いになるのか注目が集まる。

 2位につけているJAぎふは、16日の大野石油広島オイラーズ戦で、2セットを落とした時点で自力での優勝への希望が途絶えてしまう。ここは堅実に勝利して、大一番となる最終日の姫路との直接対決を迎えたいところだ。熱い戦いの結末がどのようなものになるのか、最後まで目が離せない。

 

 

 

 

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