Press Release

【レポート】パナソニックがJTをストレートで下し、新生V.LEAGUE初代王者に輝く!~V・ファイナルステージ 男子グランドファイナル東京大会~

 

2018-19V.LEAGUE DIVISION1 MEN V・ファイナルステージ グランドファイナルは、4月14日(日)、武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催されました。

男子ファイナルの第2戦は、1セット目に一進一退の攻防を続け、第1戦同様もつれた試合運びが予想されましたが、パナソニックパンサーズが強弱をつけた攻撃で第1戦で苦しめられたJTサンダーズのブロックを翻弄。3-0のストレートでパナソニックがJTを下し、新生V.LEAGUEの初代王者に輝きました。

 

 

<要約レポート>

V.LEAGUE DIVISION1 MEN グランドファイナル


第2戦 パナソニックパンサーズ 3 (26-24・25-20・25-20) 0 JTサンダーズ

 

 昨シーズンの覇者で新生V.LEAGUE初代王者を目指すパナソニックパンサーズと、4シーズンぶりの優勝を目指すJTサンダーズのファイナル第2戦。
 第1セット、JTはセッター深津がアタッカーにまんべんなくトスを配球し、得点を重ね、有利に試合を運ぶ。終盤パナソニックは山内のアタック、大竹のサービスエースでこの試合初めてリードする。JTはすぐにタイムアウト、メンバーチェンジを駆使し、デュースに持ち込む。しかしパナソニックは大竹、久原のアタックでセットを先取する。
 第2セット、パナソニックは中盤に久原のサーブで相手を崩し、4連続得点でリードする。更に白澤のブロック、大竹の連続サービスエースが決まり、セットを連取。パナソニックが優勝に王手をかける。
 第3セット、後のないJTは山本のサーブから安永のブロック、劉のアタックでリードするが、パナソニックはクビアク、大竹のアタックですぐに逆転し、山内のアタック、サービスエースと大竹のブロックでリードを広げる。JTは小野寺のアタック、ブロックと、代わって入った八子のアタック、サーブで追いかけるが及ばず。最後はパナソニック・クビアクがアタックを決め、新生V.LEAGUE初代王者に輝いた。

 

<最高殊勲選手賞>

クビアク,ミハウ選手(パナソニックパンサーズ)

 

 

 ■パナソニックパンサーズ

 

川村慎二 監督

「ありがとうございました。

このような良い形で勝てたのも応援してくださったみなさんのおかげだと思っています。先週かなり苦しい戦いをしましたが、今週は気持ちが全面的に出ていたように思う。消してプレーが急によくなったというわけではないのですが、フォローに入るなど献身的なプレーができていたと思います。

連覇は特に意識していませんでしたが、優勝したら連覇がついてきたという形です。次は3連覇を目指してやっていきたいと思います。これから簡単には勝たせてもらえなくなると思うので、気は引き締めなければならないと思います。ただ、今は終わってほっとしています。

日本で優勝したことももちろんうれしいが、明後日からアジアクラブ選手権(開催日程:4月18日~26日/開催地:台湾)に行くので、目指すからには世界を目指したい。1チームとしてアジアで優勝して、世界クラブに行きたいと考えています。」

 

キャプテン深津英臣 選手

「優勝できたことがうれしいですし、チームにとってまた大きな自信につながると思う。気持ちの面で攻めていったのが良かったと思います。いろいろな人に感謝して、この一勝を喜びたいと思います。

昔から(パナソニック)パンサーズは強くて、でもその人達ができなかった連覇というものを成し遂げられたのはうれしいです。昨シーズンとはまた違うメンバーで作ってきたチームで、どのシーズンもこのメンバーで優勝したいという気持ちで常にやってきました。そこで、去年と同じことをやって勝ったのではなく、その都度工夫してきた結果だと思っています。」

 

山内晶大 選手

「選手・スタッフいろいろな人に支えられての優勝だと思います。日頃の練習が必要だと感じました。初代チャンピオンという肩書を背負って、また来シーズンも頑張りたいと思います。」

 

久原翼 選手

「出場の機会をもらって成長できたシーズンだったと思います。ただ満足してはいないので、来シーズンはもっと出られるように練習を重ねたいと思います。」

 

大竹壱青 選手

「優勝したことは率直にうれしいと感じています。ただ、自分のプレーに関しては、まだまだチームに助けられているので、成長しなければいけないという気持ちがあります。次は自分がひっぱってチームを勝たせる、というような強い気持ちを全面に出していきたいと思います。連覇できるように来シーズンも戦っていきたいです。」

 

クビアク,ミハウ選手

「みんなこの勝利を喜んでいると思いますし、みんなでお祝いしたいと思います。

自分たちはチャンピオンになるために、今日だけでなく、シーズン通して準備してきました。そして、この後はアジアクラブ選手権にも出場しますので、またそれが新しい目標になります。あまり時間がないですが今日は全員でお祝いして、次への準備をしたいと思います。」

 

 

■JTサンダーズ

 

ヴコヴィッチ,ヴェセリン 監督

「まずは優勝したパナソニックを祝福したいと思います。1戦目は接戦でしたが、2戦目は1セット目こそリードしたものの、そこから相手のほうが試合運びがしっかりしており、自分たちが攻めあぐねたということかと思います。また、自分たちの主力選手が点を決められなくてチームで自信が出ず、そこから他の選手が巻き返すことが難しかったということかと思います。」

 

キャプテン山本将平 選手

「まずは、悔いの残る試合をしてしまったという気持ちが大きいです。前日記者会見でもベストを尽くす、というお話をしましたが、そういった部分で自分たちのベストを出せたかな、ベストを尽くせなかったということが大きいように思います。このチームは伸びしろがたくさんあるので、練習してその部分を丁寧に伸ばして、次のシーズンにつなげていきたいと思う。この敗北が糧になったな、と言えるように、またしっかり頑張っていきたいと思います。来シーズン今シーズン携わってくださった方にこの場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。」

 

小野寺太志 選手

「1年目でこのような舞台に立てて光栄でしたが、欲を言えば勝って優勝したかったと思います。試合を振り返ってみると自分のふがいないプレーがあったりして、悔しい気持ちがあります。こういう舞台でどれだけ力が出せるかというのが求められることだと思うし、それが実力だと思うので、そういった点では悔しい思いしかないです。自分はまだ若いので、来年にもまたこの舞台に帰ってきて優勝できるような選手になるため、実力をつけていきたいと思います。」

 

深津旭弘 選手

「まずは、応援してくれた方々、会社、様々な人に感謝したいと思います。

いろいろなものを含めてパナソニックが上で、自分たちは弱いから負けたということに尽きるかと思います。次は勝てるように力をつけていきたいと思います。」

 

 

 

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