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【V1男子】今週の見どころ(12/3-12/5)

12/3-12/5 見どころ/V1男子


年内最終戦!

 開幕からおよそ2ヵ月が経ち、今週が年内ラストゲームとなった。各チームが12試合を消化し、首位を走るのは昨シーズン7位の堺ブレイザーズ。新加入で総得点4位(271点)のシャロン, バーノン エバンズが、好調の立役者になっている。そして、2位に昨シーズン5位の東レアローズ、3位に昨シーズン2位のパナソニックパンサーズが続く。

 
 今週の注目カードは、その東レとパナソニックの上位対決。東レはサーブ効果率個人ランキングで1位(21.1%)のパダル, クリスティアンと2位(14.3%)の富田将馬を擁し、サーブから攻撃に流れをもたらしている。チームとしてはサーブ効果率に加え、サーブレシーブランキングでもリーグ1位(58.6%)。安定した守りからセッター藤井直伸がスパイカー陣の攻撃を引き出している。
 対するパナソニックは、直近で1勝3敗だったが、前週のサントリーサンバーズ戦で連勝し、勢いに乗る。中でも、1128日の同対戦はフルセットにもつれ込む熱戦で、第5セットは21-19とジュースを制した。チームトップの28得点をマークした大竹壱青、2位の17得点のクビアク, ミハウに次ぐ15得点をマークしたのが24歳になった仲本賢優。サーブとサーブレシーブは精彩を欠いたが、アタック決定率63.6%22打数14得点)をマークした。期待の若手の活躍で、さらなる上位進出を狙いたい。

 

 前週のVC長野トライデンツ戦で連勝し、4位と順位を上げたジェイテクトSTINGSは、宮浦健人が総得点ランキングで日本人トップ(226点)。27日の同戦でアタック決定率69%29打数20得点)をマークしたフォンテレス, フェリペとともに、開幕から攻撃陣を牽引している。対するウルフドッグス名古屋は、東レ、堺と上位陣から勝ち星をあげられず、4連敗中。小川智大はサーブレシーブ成功率でリーグ1位(71.6%)だが、堺との直近2試合では50%57.1%の成功率に終わった。堅実な守備から総得点2位(294点)のクレク, バルトシュ以外も生かした攻撃を展開したい。

 

 1位の堺は8位のFC東京と、昨季王者で5位のサントリーは9位の大分三好ヴァイセアドラーと、7位のJTサンダーズ広島は今季ここまで未勝利で10位に沈むVC長野と対戦。2022年1月8日(土)に再開するリーグに向け、いい形で年内最終戦を締めくくれるか。

 
<前試合の振り返り>
サントリー vs パナソニック 大分三好 vs JT広島 堺 vs WD名古屋 東レ vs FC東京 VC長野 vs ジェイテクト

<11月28日現在の順位>


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【コラム】V1男子今週の見どころ(11/27-11/28)

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