コラム

【V1女子】今週の見どころ(10/23-10/24)

10/23-10/24 見どころ/V1女子

 

2021-22シーズン長期戦の幕開け
 
 ここ数シーズンは短期日程で開催 していたV.LEAGUE DIVISION1 WOMENだが、2021-22シーズンは12チームが来年3月末まで3回戦総当たり方法のV・レギュラーラウンドを戦い、その後、V・ファイナルステージに臨む。また毎週で同一カード2連戦の形式が新たに採用された。初日の結果と内容を踏まえて、翌日も同じ相手と争う点が結果をいかに左右するのかに注目。

 そうした中、開幕週で2連勝をマークしたのはJTマーヴェラス、NECレッドロケッツ、東レアローズ、デンソーエアリービーズ、埼玉上尾メディックスの5チーム。昨季女王のJTは東京2020オリンピック金メダリストのドルーズ,アンドレアがさっそく出場しているほか、2年目のアウトサイドヒッター和田由紀子が得点面でチームをリードしている。そのJTと今週末に東山総合体育館(岩手県一関市)で争う埼玉上尾はエースの佐藤優花がアタックで、サンティアゴ,アライジャダフニがブロックで主軸を担う。昨季のVリーグ女王とV Cup女王の対決は見ものだ。

 

 

 同じく全勝対決となるのがNECと東レのカードで、こちらは黒部市総合体育センター(富山県黒部市)で行われる。同会場23()の試合は、NHK BS-1でも放送される。NECは昨季スパイク賞に輝いた島村春世が先週末も高いアタック決定率をあげた一方、若手の曽我啓菜もブロック決定本数でチームトップの数字を残している。対する東レは石川真佑クラン,ヤナの両エースが得点を重ねるほか、小川愛里奈が攻守でアクセントとなりチームを支える。東京2020オリンピックを経験した面々がそろう対戦カードは必見。

 

 

 また、同会場ではKUROBEアクアフェアリーズが岡山シーガルズを迎えてホームゲームを戦う。KUROBE浮島杏加子と舛田紗淑が得点源となるのはこれまでと同じだが、先週1017日のNEC戦ではルーキーの島田美紅が途中出場ながら3本のブロックポイントをマーク。フレッシュな力を合わせて、初勝利といきたいところだ。



 岡山、KUROBEと同様に今季初白星を目指すのはPFUブルーキャッツ、ヴィクトリーナ姫路、トヨタ車体クインシーズ。そのうち、一本松総合運動公園体育館サン・アリーナ(石川県輪島市)ではPFUとトヨタ車体が直接対決を迎える。PFUは身長185センチの若きエース・メリーサ,バルデスが開幕戦でさっそくチーム最多20得点をあげた。計り知れないポテンシャルを秘めたバルデスのアタックで勝利を呼び込めるか。一方のトヨタ車体もキャプテンの藪田美穂子が先頭に立ち、その脇を周田夏紀黒須咲良ら期待の新人選手が固める。即戦力のルーキーたちの競演は、コート上に新鮮な風を吹き込むことだろう。

  

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【コラム】V1女子開幕戦見どころ




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