【V1男子】今週の見どころ(2/6-2/7)
2/6-2/7見どころ/V1男子
※大会日程、会場は変更になる可能性があります。
最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。
WD名古屋の矛vs.JT広島の盾
2月6日(土)、7日(日)は5会場で合計10試合を予定している。昨年10月17日に開幕した2020-21シーズンのV・レギュラーラウンドも、残すところあと2カ月。勝敗数を見れば上位3チームが抜き出た印象だが、まだまだ安泰とはいかない。
現在、首位に立つウルフドッグス名古屋(16勝4敗)は今週末、6位のJTサンダーズ広島(9勝11敗)と今季初対戦を迎える。ここまでWD名古屋は、クレク,バルトシュが総得点で個人ランキングトップの515得点をマークしている。一方のJT広島は、昨季ブロック賞の小野寺太志が1セットあたりのブロック決定本数0.65本で、こちらもリーグトップの成績。クレクの矛が小野寺の盾を貫くか、それとも…。
WD名古屋と勝利数は並んではいるものの、ポイント差で2位につくサントリーサンバーズ(16勝2敗)は、ホームで8位のFC東京(6勝13敗)と対戦する。サントリーは中止・延期を挟みながらも、昨年11月27日のJT広島戦を皮切りに現在8連勝中。チーム全体のアタック決定率(バックアタックを含む)53.7%はリーグトップの数字で、ムセルスキー,ドミトリーと柳田将洋を中心とする攻撃力が武器。対するFC東京は、ここまで3連敗中だが、先週1月31日の東レアローズ戦ではフルセットに持ち込むなど、白星は遠くない。中でも、ミドルブロッカーの栗山英之は今季も好調を維持しており、アタック決定率62.0%は個人ランキングトップだ。
上位3チーム入りを巡る戦い
先週末はサントリーに2連敗を喫した3位のパナソニックパンサーズ(15勝5敗)は、7位の東レ(9勝8敗)をホームに迎えてのホームゲーム2連戦。パナソニックは、清水邦広が個人ランキングでリーグトップのサーブ効果率15.4%に代表されるように、サーブが今季の武器で、チームとしてもサーブ効果率8.5%はリーグトップ。一方、東レもチーム全体のサーブ効果率7.1%はリーグ2番目で、今週末はお互いのサーブ戦術が真っ向からぶつかるだろう。
年明けから4連敗を喫したものの、先週末は大分三好ヴァイセアドラーから連勝を奪い、立て直した4位のジェイテクトSTINGS(12勝8敗)は、ホームで5位の堺ブレイザーズ(11勝9敗)と対戦する。V・ファイナルステージ出場圏内の上位3位に入るためにも、3位パナソニックの15勝からこれ以上は差を広げられたくないジェイテクトと堺。今週末の直接対決の結果が、今後のゆくえを大きく左右しそうだ。
最後に、ここまで未勝利の10位、大分三好(0勝20敗)は、9位のVC長野トライデンツ(3勝17敗)のホームに乗り込む。VC長野とは、そろってV1に昇格した2018-19シーズン以降、V・レギュラーラウンドでのこれまでの対戦成績は3勝3敗と互角なだけに、今季初対戦の今週末、大分三好は初白星をつかみたいところだ。
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