【V1女子】今週の見どころ(2/13-2/14)
2/13-2/14見どころ/V1女子
※大会日程、会場は変更になる可能性があります。
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最後まで争われる個人タイトル
昨年10月17日(土)に開幕したV・レギュラーラウンドも、この週末が最終週だが、コロナ禍による緊急時対策規定に基づいて順位決定方式を変更した結果、先週2月6日(土)の時点で無敗の東レアローズが、V・レギュラーラウンド優勝を飾っている。
開幕から連勝街道を突き進んだ東レを牽引するのが、在籍3季目の大砲クラン,ヤナ。総得点413点で個人ランキングのリーグトップに立ち、2018-19シーズン以来の得点王も目の前に迫る。
一方、今週2月14日(日)に対戦するJTマーヴェラスには、総得点378得点でランキング2位のドルーズ,アンドレアがいる。現在、2人の得点差は35点だが、これまでに幾度となく一試合30得点越えを果たしているドルーズだけに、巻き返しもあり得るだろう。東レはJT戦がV・レギュラーラウンド最終戦、対するJTは13日(土)のトヨタ車体クインシーズ戦を含めて残り2試合。得点王争いは注目だ。
東レ、JTのほか、すでにセミファイナル進出を決めているNECレッドロケッツは、島村春世がアタック決定率50.5%と攻撃面でチームをリードしてきた。V・レギュラーラウンド最終戦となる14日にぶつかる埼玉上尾メディックスは、チーム全体のブロック決定本数がリーグ8番目(1.91本)であるだけに、決定率の数字をここからさらに伸ばすことができるか。また、NECはキャプテンの山内美咲が、サーブ成功率16.0%でリーグトップに立っており、こちらもサーブ賞の獲得に期待が高まる。
最終週で逆転の可能性も?
先週末で4連勝とした久光スプリングスは、特に守備の面で個々の活躍が光る。2季ぶりに帰ってきたアキンラデウォ,フォルケは、ブロック決定本数(1セットあたり)0.81本としており、同部門1位に立つ荒木絵里香の0.83本に対し、その差はわずか。リベロの戸江真奈もサーブレシーブ成功率68.1%で、JTの小幡真子の69.0%に次ぐリーグ2位。久光は、14日の岡山シーガルズ戦がV・レギュラーラウンド最終戦で、この1試合でどれだけの数字を残すことができるか。
今季のV・ファイナルステージは、V・レギュラーラウンドの順位に応じて3会場(1位~4位、5位~8位、9位~12位)に分かれて実施される。各チームがどのステージに振り分けられるかはほぼ固まりつつあるが、それでも、V・レギュラーラウンドの最終順位が変動する可能性はまだゼロではない。選手たちが個々のパフォーマンスを存分に発揮し、チームに一つでも多くの勝利を呼び込む。その姿をぜひ、ご覧いただきたい。
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