コラム

【V2男女・V3男子】今週の見どころ(1/29-1/30)

1/29-1/30 見どころ/V2男子


※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

 

消化試合数の少ないチームからの追い上げが始まるか

V.LEAGUE DIVISION2 MEN(V2男子)は年明けから上位対決が続き、現時点ではヴォレアス北海道が15勝1敗で首位、14勝2敗の富士通カワサキレッドスピリッツが2位、勝敗は同数だがポイント差でヴィアティン三重が3位という経過。40ポイント越えの3チームが残り2ヵ月となったV2男子を引っ張っていきそうだ。

そんな上位3チームを追いかけるトヨタ自動車サンホークスは、9勝4敗27ポイントで現在4位。消化試合数がまだ少ないため、3チームとは大きくポイント差が開いている状態。残念ながら、今週末の富士通、ヴィアティンとホームである碧南市臨海体育館(愛知県碧南市)での試合は、新型コロナウイルス陽性者発生のため中止。

武蔵野総合体育館(東京都武蔵野市)も残念ながら、29日(土)の警視庁フォートファイターズ対クボタスピアーズ、30日(日)の東京ヴェルディ対クボタスピアーズも新型コロナウイルス陽性者発生のため中止が決まった。この会場に集まる予定だった6チームのうち、6位の埼玉アザレア(8勝3敗)以外の5チームは、8位のサフィルヴァ北海道(5勝9敗)から14位のクボタスピアーズ(3勝10敗)の間におり、ポイント差は4ポイントと団子状態。連勝できれば一気に順位を上げることができるため、し烈な戦いになること間違いなしだ。

すでに4勝を上げ、昨季の2勝を超えて勢いに乗る兵庫デルフィーノ(12位・4勝9敗)は、明石中央体育館(兵庫県明石市)でホームゲーム2連戦を予定していたが、29日(土)のつくばユナイテッドSunGAIAとの試合が新型コロナウイルス陽性者発生のため中止となり、30日(日)のきんでんトリニティーブリッツとの対戦のみとなった。大事に戦いたいところ。現在12位だが、前述の団子状態の中にいるため、どこまで勝数を伸ばし、上にいけるか期待したい。いまだ勝ち星のない千葉ZELVA(15位・0勝12敗)も、29日(土)に同会場できんでんトリニティーブリッツ(9位・5勝8敗)と戦う。未対戦のチームであり、勝機は未知数。V2で念願の初白星をつかむことができるだろうか。

コロナ禍でイレギュラーな試合設定が増えてはいるが、リーグ戦も折り返しを過ぎたここから、熱い戦いから目が離せない。


 

<前試合の振り返り>

警視庁 vs 奈良 きんでん vs 富士通 東京V vs 大同特殊鋼 ヴォレアス vs ヴィアティン サフィルヴァ vs つくば

<1月23日現在の順位>



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1/29-1/30 見どころ/V2女子

 

※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

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下位チームの奮闘に期待!

V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は、前週1月22日(土)、23日(日)の対戦結果で上位が入れ替わった。

まずは22日、この時点で3位だったルートインホテルズブリリアントアリーズ(22日時点・8勝2敗)が、2位のプレステージ・インターナショナルアランマーレ(同・8勝2敗)に3-1で勝利。
そして翌23日、ルートインはここまで9戦全勝で1位を独走していた群馬銀行グリーンウイングスにフルセットで初黒星をつけ、上位相手に2連勝して一躍トップに躍り出た。
実質的な優勝争いが上位3チームに絞られつつあることに変わりはないが、ここから先の展開はますますおもしろくなっていきそう。



 こうなると大きな意味を持ってくるのが、今週末30日(日)に軽井沢風越公園総合体育館(長野県軽井沢町)で行われる群馬銀行とルートインの再戦だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で会場が使用不可となり、残念ながら中止が決定した。
なお軽井沢風越公園総合体育館は29日(土)、30日(日)両日ともに全試合中止となるが、群馬銀行対リガーレ仙台(8位2勝5敗)戦は同じく29日にサーラグリーンアリーナ(静岡県浜松市)で代替試合が行われる。
そのサーラグリーンアリーナでは、29日のアランマーレ対JAぎふリオレーナ(4位5勝5敗)戦、30日のブレス浜松(6位4勝5敗)対JAぎふ戦の2試合の中止が決定している。

現在3位の群馬銀行は対仙台戦で、2位のアランマーレは対フォレストリーヴズ熊本(10勝10敗)戦でそれぞれ勝利をあげ首位奪回を狙っているだろう。今週末、唯一2試合が予定されている熊本はここで今季初勝利をあげられるか。

 後半戦に入って残り試合が少なくなり、さらにコロナ感染拡大の影響で中止となるカードも出ている中、ここから後半戦の1試合は例年以上に重みを増すことになりそうだ。




<前試合の振り返り>
アランマーレ vs 浜松 群馬銀行 vs ルートイン

<1月23日現在の順位>



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アイシンティルマーレ、近畿クラブスフィーダへのリベンジなるか

V.LEAGUE DIVISION3 MEN(V3男子)は今週末1月29日(土)に2試合、翌30日(日)に1試合が碧南市臨海体育館(愛知県碧南市)で実施される予定だった。
両日ともアイシンティルマーレのホームゲームだが、新型コロナウイルスの陽性者が発生したため、残念ながら29日(土)の2試合は中止が決定した。

 V.LEAGUE参戦2シーズン目のアイシンは現在4勝1敗(12ポイント)で首位に立つ。唯一の黒星は近畿クラブスフィーダから喫したもので、30日の対戦でリベンジを果たしたいところ。
今季のアイシンは新加入オポジットの新保遥己と新人アウトサイドヒッターの岡森怜夢、2年目ミドルブロッカーの水野将司というフレッシュなトリオが高い得点力と決定力でチームをけん引。
彼らは総得点、アタック決定率でいずれも個人ランキングの上位に名前を連ねている。若い力が追い風となり、タイトル獲得へ突き進む。



 そのアイシンと今季3度目の対戦を控える近畿クラブは、現在2勝3敗(6ポイント)の3位につける。アイシンに勝利した1月15日(土)の試合ではアウトサイドヒッターの後藤陸翔が両チーム通して最多26得点と力強いパフォーマンスを披露した。
その一方で在籍9季目の河戸俊亮が現在ブロック決定本数(1セットあたり)は0.93本で個人ランキング2位につけるなど、若手とベテランの力を融合させて逆襲に打ってでる。近畿クラブにとって今週末は後半戦の行方を占ううえで重要な2試合になるだろう。

なお30日(日)のアイシン対近畿戦はリモートマッチとなっているが、V.TVで放送予定だ。リモートマッチが増えて直接会場に足を運ぶ機会が減ってしまっているが、ぜひV.TVで観戦を楽しんでほしい。

 


<前試合の振り返り>
近畿 vs アイシン

<1月15日現在の順位>


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