【V2男女・V3男子】今週の見どころ(2/19-2/20)
2/19-2/20 見どころ/V2男子
※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。
最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。
まだまだ分からない僅差の順位
15チームによる2回戦総当たりで行われているV.LEAGUE DIVISION2 MEN(V2男子)は、残り10試合を切ったチームも出てきており、リーグも終盤に差し掛かってきた。今週末は、4会場で11試合が行われる。
つくばカピオ(茨城県つくば市)では、つくばユナイテッドSunGAIAのホームゲームが行われ、東京ヴェルディと今季初対戦、かつ2連戦が行われる。順位としてはつくばが7位8勝8敗、東京Vが14位4勝13敗という状態だが、東京Vはつくばよりも上位のチームとフルセットを演じるなど、実力差は決して順位差ほどに大きいとは言い切れない。また、5位のトヨタ自動車サンホークス(9勝6敗)から東京Vまで、勝数の差が1つずつしかなく、2勝をあげられれば一気に順位を上げることができる意味でも、大事な連戦になりそうだ。
きんでんトリニティーブリッツ(8位・7勝11敗)は19日(土)に、前回対戦時フルセットの末に勝利した奈良ドリーマーズとホーム(11位・5勝16敗))で再戦する。岸和田市総合体育館(大阪府岸和田市)はリモートでの開催だが、きんでんの公式Instagramにてライブ配信される予定となっており、ファンは見逃せない。20日(日)の富士通カワサキレッドスピリッツ(1位・18勝2敗)との対戦もライブ配信される予定なので、きんでんファンの2日間の予定は画面越しの応援、これで決まりだ。
大同特殊鋼レッドスター(6位9勝7敗)は新型コロナウイルスの影響により、今季最後のホームゲームをメディアス体育館ちた(愛知県知多市)から大同特殊鋼 星崎工場体育館(愛知県名古屋市)へ変更し、リモートマッチで開催する。現在の順位は、自動降格やV・チャレンジマッチからは圏外となる6位だが、前述の通り各チームの勝数に大きな差はないので油断はできない。勝数以外でもより優位に立つために、前回対戦時ストレートで敗れた埼玉アザレアとの再戦でも、できるだけ得セットを増やしておきたいところ。
北ガスアリーナ札幌46(北海道札幌市)では、サフィルヴァ北海道(9位・7勝10敗)が20日のホームゲームにヴォレアス北海道(2位18勝1敗)を迎え、今季2度目の北海道ダービーが行われる。有観客で行われる予定となっており、地元ファンにとっては貴重な機会。ぜひ、感染対策のうえで足を運んでほしい。
<前試合の振り返り>
ヴォレアス vs 警視庁 埼玉 vs サフィルヴァ 大同特殊鋼 vs ヴィアティン 東京V vs 富士通 きんでん vs トヨタ自動車 千葉 vs 奈良
<2月13日現在の順位>
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【コラム】V2・V3男子今週の見どころ(2/11-2/13)
2/19-2/20 見どころ/V2女子
※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。
最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。
1セットの重みが増す今シーズンの終盤戦
V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2月12日(土)、13日(日)は予定されていた8試合が全て中止。そのため今週の順位に変動はないが、このまま感染の終息が予測できない状況が続くと、V・レギュラーラウンド終盤にむけて1試合の重みが大きく増すことになってくる。
現時点での優勝争いは、1位プレステージ・インターナショナルアランマーレ(11勝3敗)、2位群馬銀行グリーンウイングス(11勝1敗)、3位ルートインホテルズブリリアントアリーズ(10勝2敗)の上位3チームに絞られつつある。しかし、勝敗数を見れば明らかなように、アランマーレの1位は、ここまで群馬銀行やルートインより2試合多く消化したことが大きく影響している。群馬銀行はアランマーレに直接対決で連勝し、勝率で勝っていても、試合数を増やしてポイントを稼がなければ順位を上げられないというジレンマに陥っていると言える。
今後、自チームだけでなく、対戦チームからも感染者を出さずに試合を成立させ、しかもパフォーマンスレベルを落とさないという条件が改めて求められることになる。1試合、1セットの重みが、例年以上に増すことになる2021-22シーズン終盤戦、各チームの動向から目が離せない。
そんな中、残念ながら今週末の試合もいくつか中止が決定している。まず、19日(土)は中央区スポーツセンター(東京都中央区)でもともと予定されていた2試合が中止となり、更に2月12日の再試合となる千葉対ルートイン戦も新型コロナウイルスの影響により開催が見合される事となった。
もう一方の会場、猫田記念体育館(広島県広島市)では、大野石油広島オイラーズ対フォレストリーヴズ熊本戦が中止となっている。20日(日)には、中央区スポーツセンターでのアランマーレ対千葉戦、猫田記念体育館での熊本対仙台戦が中止となっている。
この中止に伴い、GSS東京対群馬銀行戦は試合開始時間が15時から13時へと変更された。日々開催状況が変わるため、最新の情報はVリーグや各チームの公式ホームページを確認していただきたい。
<2月6日現在の順位>
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【コラム】V2男女今週の見どころ(2/5-2/6)
2/19-2/20 見どころ/V3男子
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攻守順調な首位アイシンに挑む!
V.LEAGUE DIVISION3 MEN(V3男子)は今週末2月19日(土)、20日(日)に各日2試合、いずれも須坂市会場にてリモートマッチで実施される。
ホームゲームとなる長野GaRonsは現在3勝3敗で2位。1月中旬にコロナ禍に見舞われ、先週末の大会がおよそ1ヵ月ぶりの実戦となったが、初日には首位アイシンティルマーレからセットを先取、翌日のトヨタモビリティ東京スパークル戦では相手にリードされてもひっくり返す強さを見せた。中でも入団1年目のオポジット福池凌太はポイントゲッターとしてチームを牽引し、個人としても「リーグ得点王を狙っています」と意気込む。今週末は19日に近畿クラブスフィーダ、20日にアイシンと戦う予定で、地の利を生かして一気に勝ち越しといきたいところだ。
そのアイシンは1月15日(土)の近畿戦で今季初黒星を喫するも、30日(日)の近畿戦では勝利し、仕切り直しに成功。6勝1敗で首位の座をキープしている。ここまで総得点の個人ランキングで1位の岡森怜夢(115得点)、2位の新保遥己(106得点)、4位の斎藤総人(84得点)の“3本の矢”が攻撃面で威力を発揮する一方、守備ではミドルブロッカーの水野将司がブロック決定本数17本でリーグトップ、1セットあたりの決定本数でも0.71本はリーグ2番目の数字だ。攻守で充実の気配をまとい、このまま後半戦も突き進む。
順位を見ると、3位は近畿で2勝4敗、4位はトヨタモビリティで1勝4敗となっている。先週末の江戸川区スポーツセンターでホームゲームを戦ったトヨタモビリティはミドルブロッカー西岡泰成が13日の長野GR戦で両チーム通じて最多6本のブロックポイントをマーク。期待の新戦力が後半戦に向けて追い風になるだろう。今週20日には近畿との対戦も控え、ここから巻き返したいところだ。
<前試合の振り返り>
トヨタモビリティ vs 長野GR
<2月13日現在の順位>
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【コラム】V2・V3男子今週の見どころ(2/11-2/13)