【V1女子】今週の見どころ(3/16,3/19-3/20)
3/16,3/19-3/20 見どころ/V1女子
※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。
最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。
個人ランキング上位の外国籍選手に注目!
2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)のシーズンはクライマックスが近づいている。3月12日(土)には首位のJTマーヴェラスと2位の東レアローズの最後の直接対決が行われた。ミドルブロッカー陣の活躍も光った東レが、3-0でJTから今季初勝利をあげるも、翌日の岡山シーガルズ戦では痛恨の黒星。同日にJTは勝利しており、首位争いは依然JTが一歩リードを続けている。JTは久光スプリングスと、東レはKUROBEアクアフェアリーズと16日(水)に再試合を行ったのち、19日(土)、20日(日)には連戦が続くため、ここを乗り切るには総合力の高さがカギを握りそうだ。
V・レギュラーラウンドは残り3週となり、激しい優勝争いだけでなく、個人賞の行方にも目が離せなくなってきた。
総得点ランキングは現状上位陣を外国籍選手が占め、610点をマークする東レのクラン,ヤナが1位。2年連続のタイトルを獲得し、チームを逆転優勝に導けるか。2位は567点でトヨタ車体クインシーズのロビンソン,ケルシー、3位には521点でヴィクトリーナ姫路のプラク,セレステと、入替戦争いを繰り広げる大砲が続く。19日は直接対決が予定されるが、ここまで10位のトヨタ車体が2勝しており、11位の姫路は意地を見せたいところ。
同ランキング5位(430点)のバルデス,メリーサは、今季のPFUブルーキャッツの躍進の立役者に。ルーキーとは思えない高いパフォーマンスでチームを牽引してきたが、3月6日(日)のデンソーエアリービーズ戦以降はベンチアウトが続く。チームは1月30日(日)の日立Astemoリヴァーレ戦以降は6連敗を喫しており、19日の久光戦、20日のNEC戦と上位陣とのマッチアップでチームを救えるか。
アタック決定率、ブロック決定本数(1セットあたり)ランキングは久光のアキンラデウォ,フォルケがトップ。アタック決定率は57%で2位のJTのヌクジャン,タットダオと5.8%差、ブロック決定本数では0.85本で埼玉上尾メディックスのサンティアゴ,アライジャダフニとは0.07本差をつけ、東京オリンピックで金メダルを獲得したアメリカ代表としても活躍した力を活かし、今季も圧倒的なパフォーマンスを見せている。チームは6日のNEC戦でフルセットの末に勝利するなど、3月に入ってからは負けなし。V・ファイナルステージ進出に向け、まずは16日のJT戦に勝って勢いづきたい。
各ランキングでは外国籍選手の名前が目立つが、日本人選手にも注目だ。アタック決定率では東レの小川愛里奈が4位(47.9%)。ブロック決定本数ではKUROBEの細沼綾が4位(0.67本)、PFUの綿引菜都美が5位(0.65本)と、チームにとって欠かせない存在となっている。
今週はたっぷり13試合が開催されるので、これらランキング上位選手のプレーにも注目しながら観戦を楽しんでいただきたい。
<前試合の振り返り>
東レ vs 岡山 KUROBE vs 日立Astemo NEC vs 埼玉上尾 JT vs PFU デンソー vs トヨタ車体
<3月13日現在の順位>
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【コラム】V1女子今週の見どころ(3/9,3/12-3/13)