【V1男子】今週の見どころ(4/9-4/10)
4/9-4/10 見どころ/V1男子
※大会日程、会場は変更になる可能性があります。
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昨年10月から熱戦を繰り広げてきた2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN (V1男子)のV・レギュラーランドが終了し、いよいよシーズンの集大成となるV・ファイナルステージが幕を開ける。4月2日(土)の時点でウルフドッグス名古屋の1位、サントリーサンバーズの2位通過がそれぞれ確定。3位通過に向け、勝利が絶対条件だったパナソニックパンサーズが3日(日)のウルフドッグス名古屋戦に3-1で勝利し、最後の1枠を獲得した。これにより、9日(土)に行われるV・ファイナルステージファイナル3にサントリーとパナソニックが、10日(日)のファイナル第1戦ではWD名古屋とその勝者が出場し対戦する。
昨季のファイナルを戦ったサントリーとパナソニックが、今季はファイナル3で顔を合わせる。これまでの対戦を振り返ると、サントリーはパナソニックに4戦全敗。ただ、昨年11月27(土)、28日(日)の対戦ではムセルスキー,ドミトリーが、直近の3月12日(土)、13日(日)の対戦では藤中謙也が不在とベストメンバーではなかった。藤中は右足首のねんざにより、2月26日(土)のVC長野トライデンツ戦から欠場が続いていたが、今季最終戦でスタメンに復帰。ベストな布陣でレギュラーラウンドの雪辱を果たし、リーグ連覇の挑戦権を奪いにいく。
サントリーに対して相性抜群のパナソニックは、3月の対戦では新加入の大塚達宣、エバデダン ラリーの活躍が光った。大塚は2試合連続アタック決定率60%越えで、攻守にわたって大活躍。ラリーもきっちりとクイックを決めきり、2試合通じてアタック決定率は80%(10打数8得点)と役割を果たした。両大学生選手に加え、3日のWD名古屋戦ではチームトップの23得点をマークした清水邦広やクビアク,ミハウら、ベテラン陣も健在。3季ぶりの頂点に向け、まずは第一関門を突破する。
9日の激戦を制したチームが10日(日)と17日(日)に行われるファイナルへ。WD名古屋はサントリーに対して3勝1敗と勝ち越している一方、パナソニックに対しては2勝2敗で五分。シーズン最終戦は敗れたものの、それまでは9連勝とチーム状態は上向いている。アタック決定1位(54.7%)、総得点2位(868点)と圧巻のパフォーマンスを見せるクレク,バルトシュキャプテンのスパイクや、サーブレシーブ成功率1位(71.0%)の小川智大の守備は必見。2015/16シーズンに前身の豊田合成トレフェルサが成し遂げて以来2度目の優勝に向け、まずは先手を取りたい。
NHK BS1、フジテレビNEXT、ひかりTV、V.TVで放送予定のため、会場に足を運べない方は画面越しに最高峰の戦いを見届けよう。
一方でV2男子の上位チームと来季のV1男子出場権をめぐって争うV・チャレンジマッチは9日、10日に小田原アリーナ(神奈川県)で開催される。V1男子9位の大分三好ヴァイセアドラーはV2男子2位の富士通カワサキレッドスピリッツと、10位のVC長野トライデンツはV2を初制覇したヴォレアス北海道と、それぞれ2連戦で勝敗を争う。
大分三好は昨季、この舞台でヴォレアスを下すなど、残留の経験を持っている一方、VC長野はV1昇格以降、V・チャレンジマッチを戦ったことはないため、独特の雰囲気に慣れないうちは注意が必要かもしれない。ヴォレアスも富士通も、ここを勝ち抜いた経験がないことでは共通しているが、勢いを持って向かってくる可能性は高い。V1で磨いてきた力で見事、残留を果たせるだろうか。両日とも必見である。
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