サントリーサンバーズ、テヘランペイカンに惜敗 ~2022アジア男子クラブ選手権大会2日目~
1セット目は、ムセルスキー選手の連続得点でサントリーが幸先よく先取したものの、ペイカンが効果的なサーブと速い攻撃で得点を積み重ね、3セットを連取して勝利しました。
サントリーは予選2日目を終えて1勝1敗として、明日(5/16)はイラク代表のサウスガススポーツクラブと現地時間10:00(日本時間14:00)に予選プールAでの3試合目を迎えます。V.TVでの配信の予定はありません。
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※応援に駆けつけてくれたイランの日本人学校の方々とサントリーサンバーズのメンバー
5月15日(日) 予選プールA第2戦
サントリーサンバーズ 1(25-22, 19-25, 19-25, 21-25)3 テヘランペイカン(イラン)
【選評】
第1セット
序盤からクイックとパイプを有効的に使用することができて、相手ブロックを翻弄することができた。対するペイカンのセッターから繰り広げられる速いトスによる攻撃によって、互いに譲らぬ展開となった。しかし、終盤ムセルスキーのアタックによる連続得点によって、第1セットを先取した。
第2セット
第2セットもそのままの勢いで臨みたかったが、ペイカンの強烈なサーブによってサントリーのレセプションが崩されてしまった。ムセルスキーだけでなく柳田、途中出場した鍬田のアタックで流れを取り戻しかけたが、終盤サントリーのミスによる失点で第2セットを落としてしまった。
第3セット
第3セットも、ペイカンの効果的なサーブによってレセプションを崩されリズムをつかめない展開となった。終盤、柳田とムセルスキーのサービスエースによって得点を重ねたが、序盤離された点差を詰めることができずに第3セットも落とすこととなった。
第4セット
ペイカンのミドルブロッカーによって、サントリーの小野・ポンの両ミドルが封じられてしまった。また、ペイカンの速いトスから繰り広げられる多彩な攻撃にサントリーのブロックが機能せず、中盤以降点差が離されてしまった。終盤、ムセルスキーの高さあるブロックが決定したが、21-25で敗れてしまった。
【試合後コメント】
山村宏太監督
イランのスター選手や世界のスター選手を擁した素晴らしいチームと対戦出来ることをとても楽しみにしていました。勝つことを目標にしていましたので、今日の試合内容に関しては自軍のミスを多く出し過ぎたために悔しくも敗戦になってしまいました。ペイカンの監督とは私が選手時代の友人という事を試合後に気付きました。再度チャレンジするチャンスはあると思いますので、今後の試合を全部勝って、ペイカンさんにリベンジしたいと思います。
大宅真樹選手
試合の入りはすごく良くて、サンバーズの持ち味を出せてたと思うのですが、2セット目以降相手の強いサーブに押され、思うような攻撃ができず敗戦してしまいました。クラブ選手権で世界のスター選手の揃ったチームと対戦出来る事はとてもいい経験値になると思います。小さい時から憧れていた、マルーフ選手とコートを挟んで対戦することが出来てとても刺激になりましたし、今日は負けてしましたが絶対に勝ちたいという気持ちが強くなりました。スター選手に萎縮せず、我々の持ち味をすべて出し切り、もう一度挑戦しアジア制覇を成し遂げたいと思います。