コラム

【V1女子】今週の見どころ(2/8,2/11-2/12)





2/8,2/11-12 見どころ/V1女子:立て直しを誓うNECと岡山が激突 今週末のV1女子は岡山会場一ヵ所で開催


※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

 

 多くのチームがV・レギュラーラウンドの3分の2を終えた2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENV1女子)。先週末の24日(土)、5日(日)に連勝を飾ったのは、JTマーヴェラス(1位・175敗)、東レアローズ(2位・166敗)、久光スプリングス(3位・157敗)、埼玉上尾メディックス(4位・146敗)、日立Astemoリヴァーレ(7位・1012敗)、KUROBEアクアフェアリーズ(10位・812敗)の6チーム。すなわち、土日で行われた6つの対戦カードのすべてで、連勝と連敗のチームが分かれる結果となった。

 

 28日(水)には、17日(土)に予定されていた埼玉上尾とKUROBEの対戦が中止となった分の再試合を埼玉県立武道館(上尾市)で実施。なお18日(日)の中止分について再試合の日程・会場は未定だが、こちらも決定しだい発表される。

 

 

 先週末の結果、連敗したNECレッドロケッツ(5位・128敗)をかわして埼玉上尾が4位へと浮上した。NECは選手・スタッフ数名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことを23日(金)に発表。「いつものチーム状況ではありませんでしたが、一人一人がやるべきことは変わりません」と金子隆行監督がコメントしたとおり、先週末は苦しいなかでも日立Astemoを相手に一歩も引かない戦いを展開した。合流して間もない中川つかさや原嶋睦夢も躍動し、敗れたものの5日にはフルセットにもつれる粘りで地力を示した。

 とは言え、V・ファイナルステージ進出争いが続く重要なこの時期に痛い連敗であることは間違いない。短期間でどれだけメンバーが回復できるかはわからないが、チームとしては最大限に立て直して、今週末、岡山シーガルズ(11位・515敗)との連戦に挑む。

 ホームでそのNECを迎え撃つ岡山は先週末、アウェーで埼玉上尾にストレートで連敗を喫した。2年目の中本柚朱が、先輩の金田修佳にも負けない奮闘を見せて打ち続けたが、セットを奪うには至らず。「(連勝した)前の週の勢いを力にしたかったが、期待感があり、本気度が少し足りない。次のホームゲームに向けて修正したい」と河本昭義監督も立て直しを掲げる。

 両チームは211日(土)、12日(日)にジップアリーナ岡山(岡山市)で激突する。なお同日程で今週末、ほかにV1女子の試合は行われない。応援・観戦をご予定の方は迷うことなく、岡山での対戦に集中いただきたい。

 

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