コラム

【V1女子】今週の見どころ(3/25-3/26)





3/25-26 見どころ/V1女子:V1女子も運命の週末へ 残された切符を手にするのは?


※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。


 
2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENV1女子)はV・レギュラーラウンド最終週、2会場での8試合を残すのみとなった。先週末の結果をもって東レアローズ(266敗)がV・レギュラーラウンド優勝を決め、埼玉上尾メディックス(2位・238敗)が同4位以上、すなわちV・ファイナルステージ進出を確定させたが、残る2つの切符をめぐる争いは今週末まで続くこととなった。

 

 3位の久光スプリングス(239敗)は残り1試合。KUROBEアクアフェアリーズ(10位・1022敗)と326日(日)に深谷市総合体育館(埼玉県)で対戦する。4位と苦しくなったJTマーヴェラス(2210敗)も残りは1試合で、やはり26日にトヨタ車体クインシーズ(7位・1418敗)とヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県姫路市)での一戦が待っている。

 5位、NECレッドロケッツ(2110敗)は2試合を戦う。25日(土)はデンソーエアリービーズ(6位・1418敗)、26日は埼玉上尾が相手である。NEC25日に例えストレートで敗れても、「その時点で4位のJTと(26日に)入れ替わる可能性が消える」わけではないが、NEC1つでも負けると、まず久光はV・ファイナルステージ進出が決まる。いずれにせよ、上位4チームの顔ぶれが確定するのは26日ということになる。

 

 

 下位の争いに目を転じてみると、まず先週末でV・レギュラーラウンド12位が決まったヴィクトリーナ姫路(526敗)は、V2女子の1位とV・チャレンジマッチを戦うこととなった。しかしその前に、今週末は今季最後のホームゲームが待っており、姫路を舞台に土日でPFUブルーキャッツ(9位・1121敗)、日立Astemoリヴァーレ(8位・1219敗)と対戦する。地元のファンの前で、次へとつながる締めくくりに期待したい。

 11位の岡山シーガルズ(923敗)は残り1試合。姫路会場で25日に日立Astemoと対戦するが、この試合に敗れると11位が確定し、V・チャレンジマッチ出場となる。岡山が日立Astemoに勝利した場合、逆に10位のKUROBE26日の久光戦に勝利しなければ、勝敗数で並ぶ岡山とポイント差で入れ替わり、11位に後退ということになる。

 

 

 ヒリヒリするような試合の連続となる今週末。選手たちやチームスタッフはもちろん、見守るファンにとっても、逃げるわけにはいかない戦いを迎える。

 

 最後に個人賞争いについて。まず、久光の荒木彩花がアタック決定率とブロック決定本数(セット当たり)でともにトップに立っており、逃げ切れるかに注目。スパイク賞、ブロック賞とももし受賞すれば、いずれも荒木にとって初めてだが、アタック決定率は現在50.1%で、同50.0%のサンティアゴ, アライジャダフニ(埼玉上尾)と競り合っている。サーブレシーブ成功率では首位の西村弥菜美(久光)が抜け出しており、初のサーブレシーブ賞受賞は濃厚。サーブ効果率は古賀紗理那(NEC)が13.0%で首位だが、イヴェギン, トゥーバと梅津憂理(ともにKUROBE)が12.9%12.8%で迫っており、最後まで注目。なおこの3人は、誰が受賞しても初めてのサーブ賞獲得となる。


<3月19日現在の順位> 



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