コラム
【V1男子】今週の見どころ(2/29)
<2/29の見どころ>
昨年10月26日に開幕した2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)も、残すは1試合のみ。
リーグ3連覇を目指すパナソニックパンサーズと、悲願の初優勝を目指すジェイテクトSTINGSが争う決勝は、今週2月29日(土)に高崎アリーナ(高崎市)にて火蓋が切られる。
さて、先週22日(土)から24日(月・祝)までV・ファイナルステージの5位〜3位決定戦が実施された。
中でも注目を集めたのはV・レギュラーラウンド4位のサントリーサンバーズで、22日の5位決定戦で堺ブレイザーズをはねのけると、翌日には同3位のJTサンダーズ広島を撃破。
サントリーの勢いは続くかと思われたが、3位決定戦で勝利したのはジェイテクトだった。
その試合ではジェイテクトの絶対的エース西田有志が両チーム通じて最多となる5本のサービスエースをマークするなど、33得点の大活躍。大躍進を遂げた今シーズンを象徴するかのようなゲームで、チーム初となる決勝進出の切符をつかみとった。
ジェイテクトを迎え撃つパナソニックは、V・レギュラーラウンド最終戦の2月15日以来のゲームに臨むことになる。
試合のブランクが懸念されるところだが、そこは百戦錬磨の選手たちがそろうだけに問答無用か。「誰が出ても勝てるチーム」とは今季目指してきた姿だが、中でも清水邦広や深津英臣らベテラン選手の安定感抜群のパフォーマンスは勝因の一つだ。
今シーズンのV・レギュラーラウンドを振り返れば、両チームの対戦成績はパナソニックが2勝1敗。まず1レグは、開幕から破竹の快進撃を見せたジェイテクトをパナソニックがストレートで下し、連勝を9でストップ。反対に2レグではジェイテクトが、パナソニックの連勝を12で止めるストレート勝利でリベンジを果たした。最後の3レグは両チームともすでにV・ファイナルステージ進出を決めていたものの、最終順位を占う一戦でパナソニックがストレート勝ちを収めた。
まさに頂上決戦と呼ぶにふさわしい今回のグランドファイナル。日本トップレベルのオポジットとなった西田のサーブとアタックが火を吹くか、それとも盤石の強さを誇るパナソニックが平成最後のシーズンに続き令和最初の戴冠を果たすか。必見だ。
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