【V1女子】今週の見どころ(1/15-1/16)
1/15-1/16 見どころ/V1女子
※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。
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“ボールを絶対落とさない”チームの守護神
今週末、首位のJTマーヴェラス(15勝1敗)と8位の日立Astemoリヴァーレ(6勝10敗)は試合がなく、昨年末の皇后杯を制した久光スプリングス(4位・9勝5敗)対NECレッドロケッツ(3位・11勝3敗)の試合は中止が決定したが、そのほかの8チームによって4会場で8試合が行われるV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN。受験シーズン真っただ中、今回はボールを絶対“落とさない”、各チームの守護神であるリベロの選手をピックアップしよう。
JTの小幡真子、日立Astemoの齋藤加奈子のほか、キャプテンを務めるリベロには、埼玉上尾メディックス(6位・8勝6敗)の山岸あかねがいる。埼玉上尾とのアウェー戦に挑むのは、KUROBEアクアフェアリーズ(11位・2勝12敗)。守護神の立石優華は正リベロとなって2シーズン目だが、代表経験も豊富な山岸に拾い負けず、勝利を奪うことができるだろうか。
デンソーエアリービーズ(5位・9勝5敗)の福留慧美は正リベロとして最初のシーズン。瞬発力と堅実さの両面を発揮して活躍しており、小口樹葉もコートに入れば若いチームを安心させる役割を果たしている。ホームのヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県姫路市)で待ち受けるヴィクトリーナ姫路(9位・4勝10敗)は、学生時代からオールラウンダーとして活躍してきた花井萌里がディフェンスの要。粘りから効果的な攻撃へとつなげ、今年の好スタートを切りたいところである。
リベロとしてサーブレシーブ成功率の3番手を走るのは、岡山シーガルズの楢崎慈恵(全体では6位)。チームはここまで3勝11敗の10位と苦戦しているが、佐伯亜魅加や甲斐理香菜ら期待の選手も加わって、変化とともに勝利をつかみたいところ。森田茉莉がレシーブで支えて好調の、PFUブルーキャッツ(7位・8勝6敗)をホームに迎えての連戦に注目が集まる。
そして最後に、東レアローズ(2位・11勝3敗)とトヨタ車体クインシーズ(12位・14敗)の対戦。東レのリベロは中島未来と水杉玲奈が務め、トヨタ車体はルーキー小出雛の出番が増えている。トヨタ車体は2022年も引き続き、まずは1勝をつかみたい。
攻撃を生み出す第一歩であり、ボールをつなぐバレーボールの基本とも言えるレシーブで魅力を放つリベロたちの活躍が、今週末も各会場を魅了する。
<前試合の振り返り>
JT vs 日立Astemo
<1月9日現在の順位>
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【コラム】V1女子今週の見どころ(1/8-1/9)