コラム

【V2男女・V3男子】今週の見どころ(1/15-1/16)

1/15-1/16 見どころ/V2男子


※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

 

昨年の1位、2位が初顔合わせ

 トップ3の激突もあり、新年早々大きく盛り上がりを見せているV.LEAGUE DIVISION2 MEN(V2男子)。今週末は、関東3県と奈良県の合計4会場で、12チームにより12試合が行われる。関東では土日で会場を移動しての連戦となるチームもあり、ハードなコンディションでの戦い方は一つのカギ。V2男子は重要な2日間に差しかかろうとしている。

 

 2022年の1週目を振り返ると、ヴィアティン三重はヴォレアス北海道に敗れ、富士通カワサキレッドスピリッツはそのヴィアティンに競り負け。ヴォレアスも、つくばユナイテッドSunGAIA(6位・7勝4敗)に一歩及ばなかった結果、先週末にはトップ3がそろって黒星を喫した。いずれも11勝1敗、ヴォレアスと富士通はポイント・セット率まで同じとなり、得点率でヴォレアスが暫定1位。2位富士通、3位ヴィアティンと続いている。

 そしてそんな状況は、とどまることなくさらに動いてゆく。1月15日(土)には富士通のホーム、とどろきアリーナ(神奈川県川崎市)で富士通とヴォレアスがついに、今季初めて顔を合わせるのである。トップ3のうち少なくとも1チームは、この試合で2敗目を喫することとなる。

 翌16日、富士通は奈良ドリーマーズ(12位・3勝9敗)と、ヴォレアスはクボタスピアーズ(13位・2勝9敗)と対戦。ヴィアティンは土日、金魚スクエア(奈良県大和郡山市)で警視庁フォートファイターズ(9位・4勝6敗)、きんでんトリニティーブリッツ(8位・5勝5敗)と対戦する。上位陣にとっては、いかなる相手に対しても取りこぼしは禁物。気の緩みが許されない連戦となる。

 

 

 なおヤマト市民体育館前橋(群馬県前橋市)では15日しか試合が行われず、そこで試合を行う大同特殊鋼レッドスター(7位・6勝5敗)とつくばの両チームは、対戦後それぞれ翌日の会場へと移動することになる。15日にとどろきアリーナで試合をするトヨタ自動車サンホークス(4位・7勝4敗)も、16日はキッコーマンアリーナ(千葉県流山市)へ移動して、つくばと対戦する予定となっている。

これらのチームは、難しい状況でいかに力を発揮できるのだろうか? 日ごろ鍛えられた、トータルの力量が示されるのかもしれない。

 

 この週末、埼玉アザレア(5位・7勝3敗)、サフィルヴァ北海道(11位・3勝9敗)の2チームは試合なし。15チームが入り乱れ、週末ごとにドラマが待っているV2男子は、この中盤戦以降も目が離せない。


<前試合の振り返り>
東京V vs 奈良 ヴォレアス vs つくば クボタ vs 埼玉 警視庁 vs きんでん サフィルヴァ vs デルフィーノ 千葉 vs 大同特殊鋼 ヴィアティン vs 富士通   

<1月9日現在の順位>


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三つ巴の上位争い
 

 1チームあたり18試合が予定されているV.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)のV・レギュラーラウンドで、ここまで各チームは6~10試合を消化している。後半戦に向けて、現時点では1位のプレステージ・インターナショナルアランマーレ、2位の群馬銀行グリーンウイングス、3位のルートインホテルズブリリアントアリーズが三つ巴の様相。そんな中、今週末の最大注目は1月15日(土)のヤマト市民体育館前橋(群馬県前橋市)で行われる、群馬銀行とアランマーレの直接対決だ。

 昨年11月27日に行われた1回目の対戦では、各セット競り合った末に、登録メンバー14人全員がコートに立った群馬銀行が3-1で勝利。この勝敗によって、群馬銀行はここまで7戦全勝、アランマーレは8戦して7勝1敗という成績(順位はポイント差による)となっている。気になるのは、前回に続き、今回の対戦も群馬銀行のホーム開催であり、それがゲーム内容に影響するかどうかということ。群馬銀行がホームのアドバンテージを生かして勝利すれば、このまま全勝街道を突き進む可能性もある。一方、2敗目を喫すれば上位争いから外れるかもしれないアランマーレにとっては、まさに「絶対に負けられない戦い」である。中盤戦の大事な一戦で勝ち星がとれるよう、両チームはファンの応援にも力が入ることだろう。

 また、16日(日)にキッコーマンアリーナ(千葉県流山市)で行われる千葉エンゼルクロス(6位・4勝6敗)とJAぎふリオレーナ(4位・5勝5敗)の一戦にも注目したい。ここまで群馬銀行にフルセットの接戦を演じるなどポテンシャルの高さを見せながら、下位チーム相手に取りこぼす傾向も見られるJAぎふ。前回の対戦では3-2でJAぎふが勝利をもぎ取っているが、内容にほとんど差はなかった。千葉がリベンジを果たせば、後半戦で上位を狙うことも可能になってくるだろう。

 いずれにせよ、どちらの試合も今後のV・レギュラーラウンドの行方を左右する大事な試合であることは間違いない。ぜひ、暖かくして会場に足を運んでほしい。


※1/16(日)のルートイン vs 大野石油は、関係者から新型コロナウイルス陽性者が発生した為中止となりました。

 

<前試合の振り返り>
大野石油 vs 千葉 熊本 vs 浜松  

<1月9日現在の順位>


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各チームの高い攻撃力に注目
 

 12月4日(土)に開幕した2021-22 V.LEAGUE DIVISION3 MEN(V3男子)は、全チームが1度ずつ対戦し、4チームによる5回戦総当たりのうち、2回戦目に突入した。今週は、須坂市市民体育館(長野県須坂市)に全チームが集まって1日2試合、計4試合が行われる。

 

 首位に立つアイシンティルマーレは、新保遥己、ルーキー岡森怜夢水野将司らのアタック決定率が45%を超え、高い攻撃力で勝利に貢献。チームは現在4勝0敗で、全チームから勝利をあげている。そんなアイシンと1月15日(土)に対戦するのは近畿クラブスフィーダ。近畿は9日(日)にもアイシンと対戦しストレートで敗れているが、この敗戦を元に1週間でどこまで対策できているかが勝利へのカギとなるだろう。その近畿は現在最下位ながら10日(月・祝)にはトヨタモビリティ東京スパークル(3位・1勝3敗)をストレートで倒し、今季1勝目。2戦目以降は14人全員がコートに立つスタイルで、ここからどんな試合を見せるのか。

16日(日)にアイシンと対戦するトヨタモビリティは、2021年12月5日以来の顔合わせとなる。前回対戦時は1セットを奪取しているため、勝機は十分にある。ルーキーの紅林宏輝や、日本大に在学中の西岡泰成らの爆発力に注目しよう。

残る1チーム、2勝2敗で2位につけている長野GaRonsは今週末が今季初のホームゲーム。すでにアイシンに2敗を喫している分、ほかの2チームからはしっかりと勝利をあげておきたいところだ。高井大輝石坂ハスナヌ浅田潮のサーブで相手を崩してチャンスに持ちこめば、アタック決定率57.5%でリーグトップを走る石坂が得点に結び付けてくれるはず。ホームの後押しに応えられるか。

 

今週末の試合が終われば、全チームが2回ずつ対戦したことになり、相手の特徴もかなりつかめてくるタイミング。この先も短い期間での対応力が求められ、おもしろさが加速するV3男子から目が離せない。

 


<前試合の振り返り>
近畿 vs トヨタモビリティ 長野GR vs アイシン

<1月10日現在の順位>


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