【V1男子】今週の見どころ(2/26-2/27)
2/26-2/27 見どころ/V1男子
※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。
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V・ファイナルステージ進出へ向けての山場
2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MENは今週末の2月26日(土)、27日(日)、4会場で8試合が行われる予定だ(エフピコアリーナ福山で開催予定だったJTサンダーズ広島対FC東京戦は、FC東京の関係者に新型コロナウイルス陽性者が発生したため中止となった)。
先週末は上位の堺ブレイザーズ(2位・18勝8敗)と東レアローズ(3位・18勝8敗)、パナソニックパンサーズ(4位・17勝7敗)がそれぞれ2連勝し、試合がなかった首位サントリーサンバーズ(19勝5敗)に迫った。今週末は上位どうしの対戦が組まれており、V・ファイナルステージ進出に向けて大きな山場となりそうだ。
2位堺は、ホーム・堺市立大浜体育館(大阪府)で4位パナソニックと対戦する。堺は2月に入りJT広島に2連敗を喫したが、先週はVC長野トライデンツ(10位・1勝25敗)にセットを落とすことなく2連勝し立て直した。一方のパナソニックも年明けから東京2020オリンピック代表の大塚達宣(早稲田大)、高い攻撃力を持つミドルブロッカーのエバデダン,ラリー(筑波大)という2人の大学生が加わり、現在7連勝中と勢いがある。互いに負けられない2連戦は白熱した戦いが期待できそうだ。
3位東レは、ホーム・三島市民体育館(静岡)でウルフドッグス名古屋(5位・15勝7敗)と対戦する。先週の試合で東レはアウトサイドヒッターの富田将馬が1試合7本のサービスエースを奪ったほか、サーブレシーブ、スパイクともに高い数字を残しチームを牽引。今週末も期待がかかる。WD名古屋は追うかたちだが、中止になった影響で試合数が4試合少ないため、これからまだ盛り返すチャンスはある。そのためにもこの2連戦は負けられない。
3週間ぶりの試合となる首位サントリーは、ホーム・スカイアリーナ(大阪府箕面市)にVC長野を迎える。サントリーは新型コロナウイルスの陽性者が出たためしばらく活動を休止しており、活動再開してすぐに迎える今週末は難しい試合になることが予想される。一方、後半戦まだ白星がないVC長野は粘り強く戦って接戦に持ち込み、勝機を見いだしたいところだ。
大分三好ヴァイセアドラー(9位・5勝21敗)はホーム・昭和電工武道スポーツセンター(大分県大分市)で、ジェイテクトSTINGS(6位・13勝11敗)と対戦する。ジェイテクトは今季、オポジットの宮浦健人が日本人トップの総得点を稼ぎ、ミドルブロッカーの村山豪もブロック決定本数5位と1年目の選手が中心となって活躍。2週間試合がなかった期間に疲労を回復し、終盤戦の追い上げにつなげたいところ。大分三好も今季新加入したリベロの備一真や1年目のアウトサイドヒッター藤原奨太、内定選手のミドルブロッカー安部翔大らが活躍しており、今週末は若い力どうしのぶつかり合いになりそうだ。
<前試合の振り返り>
東レ vs 大分三好 VC長野 vs 堺 パナソニック vs JT広島
<2月20日現在の順位>
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