【V1女子】今週の見どころ(1/22-1/23)
1/22-1/23 見どころ/V1女子
※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。
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活躍する新人選手
前週の1月15、16日までで、10チームが年明け最初の試合を消化した(新型コロナウイルスの陽性判定を受けたNECレッドロケッツは15、16日の久光スプリングス戦に続いて22、23日の埼玉上尾メディックス戦も中止)。各チーム、予断が許されない中での戦いが続いている。
今週唯一2022年初戦に挑むのが、久光(6位9勝5敗)。2021年内のリーグは4位で終えたが、皇后杯全日本選手権大会ファイナルラウンドで3年ぶりの優勝を飾り、勢いに乗る。リーグ総得点ランキングでは、チームトップが井上愛里沙の15位(187点)と突出した選手こそいないが、ミドルブロッカー陣の攻撃が魅力。戸江真奈、中川美柚らサーブレシーブ成功率ランキングで上位に名を連ねる2人の安定した守りから、アキンラデウォ,フォルケ、濱松明日香のアタック決定率1、2位コンビ(アキンラデウォが57.5%、濵松が55.2%)が高い攻撃力を見せる。今週はPFUブルーキャッツ(7位9勝7敗)と対戦。メリーサ,バルデスや鍋谷友理枝らを抑え、22年初勝利を目指す。
第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)が閉幕してわずか6日後となる15日のPFU戦に、岡山シーガルズ(9位4勝12敗)の佐伯亜魅加(松山東雲高3年)がデビュー。16日の同戦でも第2セット終盤に出場すると、スパイクを決めて勝利に王手をかけた。続く第3セットは初めてスタメンとしてプレーし、アタック決定率58.3%(12打数7得点)の活躍を見せ、4戦ぶりの勝利に貢献。身長177㎝の高さを生かしたパワフルなスパイクと堅守を武器に、9位に沈むチームの起爆剤となれるか。対するトヨタ車体クインシーズ(12位0勝16敗)は、周田夏紀ら高卒1年目の選手が意地を見せ、悲願の今季初勝利を狙う。
9日の日立Astemoリヴァーレ戦でフルセットにもつれ込む熱戦を制し、5連勝を飾った首位のJTマーヴェラスは、デンソーエアリービーズ(4位11勝5敗)と札幌での対戦となる。21年11月7日のJT戦以来8連勝で2位をキープする東レアローズは日立Astemo(8位6勝10敗)と、ヴィクトリーナ姫路(10位4勝12敗)はKUROBEアクアフェアリーズ(11位2勝14敗)と戦う。シーズン終盤に差し掛かる中、主力と新戦力が融合して白星を重ねるのは一体どのチームだろうか。
<前試合の振り返り>
トヨタ車体 vs 東レ 埼玉上尾 vs KUROBE 姫路 vs デンソー 岡山 vs PFU
<1月16日現在の順位>
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【コラム】V1女子今週の見どころ(1/15-1/16)